危険な動物たち

1997年・アメリカ
FIERCE CREATURES

ジョン・クリーズ:出演・脚本(ロロ)
マイケルペイリン:出演(バグジー)

 「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のメンバーが再び集結して作られたコメディです。
 ジョンはこのメンバーを、ある種のチームと捉えているそうです。

 物語は、アメリカで急成長を遂げているオクトパス社がイギリスのコングロマリットを吸収した中に、動物園が含まれていたことから始まります。

 動物園の園長を任されるのが、ジョン演じるロロ。マイケルは、ロロの就任した動物園の昆虫飼育係で、テリーというメキシコタランチュラを大切なペットとしているバグジー役。

 『ワンダ〜』でアカデミー助演男優賞を獲得したケビン・クライン、今回は一人二役、アホでマッチョだけれど財政人の父と、アホで屈折したファザコン息子を演じています。ワンダのジャミー・リー・カーチスの役どころは、今回も頭が切れ、魅力的なのにちょっぴりおかしな性癖のある女性。

 『ワンダ〜』ほど評判にならずに終わってしまった映画で、某映画誌のチラシ紹介では二匹目のドジョウはいなかった、なんて書かれていますが、あたしはこれ、すごく好きです。

 お話の要になるゴリラはぬいぐるみだと分かるし、そんなに簡単に警察はだませないだろうというオチだったりしますが、コメディ映画なのだから、面白ければそこはそれ、と考えれば、かなり面白いです。

 『ワンダ』の時はジョンとマイケルの共演シーンが少なかったけれども、今回は一緒のシーンが多く、また、ジョンがジョンらしい役、マイケルはのべつまくなし喋っているキャラ、とういうのも『空飛ぶ〜』にいそうで、内容自体も前作よりもそんな感じがするのも、好きな部分かな、と。