ワンダとダイヤと優しい奴ら

 1988年・アメリカ
THE FISH CALLED WANDA

ジョン・クリーズ:出演、脚本(アーサー)
マイケルペイリン:出演(ケン)

 ダイヤを強奪した4人組の男女。
 しかしその中のワンダと、アメリカ人でアホなのに哲学好きなオットーは、仲間の一人を警察へ売ってしまう もう一人の仲間、喋るとどもってしまうケンを、マイケルが演じています。
 警察へ売った仲間の裁判で、担当する弁護士アーチをジョン。
 
 ワンダは裁判の様子を伺うためにアーチに近づき、一方、捕まった男と、元々コンビを組んでいたケンは、仲間に不利な証言をすることになっている犬好きの老女を殺そうと目論みます。
 
 ケンはたくさん飼っている魚の中でも美しい熱帯魚ににワンダと名づけて飼育していて、それが原題の由来。そのうちにワンダは、本気でアーチに魅せられて行き・・・と思うのだけれど、彼女はそんなに簡単な女ではないのでした。

 モンティ・パイソンを知るずいぶん前に見て、大ウケした映画。TVで見たのをTSUTAYAでも借りて、という具合に見て笑いました。
 節操なしだけれど魅力的なワンダ、バカのオットー、優しいようでヘンな奴のケン、奥さんも娘もいる身でありながら、恋に盲目となってしまうアーチー、全員、魅力的です。
 オットー役のケビン・クラインはこの映画で初めてコメディに出て、見事、アカデミー助演男優賞を獲得しました。ジョンの脚本も、アカデミー脚本賞にノミネートされています。コメディがアカデミー賞でノミネートされることって、珍しいそうです。

 ちなみに英国アカデミー賞では、ジョンが主演、マイケルが助演男優賞を受賞しています。

 DVDは特典映像がてんこ盛りで嬉しい一枚。
 撮影を振り返ったドキュメントと(30分)、映画が終了して、長い休暇に入ろうと思っている時のジョンと、出演者たちのドキュメント(48分)、ジョンの解説付き未公開シーン(39分)、スチール写真集、劇場予告と、これだけで映画一本分ぐらいの長さ。値段から考えて、あまり特典映像はないものと思っていたので、物凄く得した気分です。