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onukenのブラB 「ピットイン!」のコーナー。

第14回は・・「クスコ・ロアアームバー取り付け」です


2001年元旦〜3日の作業です。
「ピットイン13回 ブレーキ交換」と同時に作業しましたが、取り付け後走り出してから
エキマニとロアアームバー(俗名:下棒)が干渉する事が判明し、3日に調整作業をしました。

ロアアームバー(下棒)とは、ロアアームの車体側左右締結部を梯子して剛性を得るというパーツで
メジャーなチューンパーツであるストラットタワーバー(俗名:上棒)と同じような目的で対極するパーツです。

このたび、BH9用としてクスコから発売されましたが、BH5のSOHC車に付くかどうかの人柱です。(笑)
型式ではBH9でもランカスターにはエキマニ干渉で取付けできなかったと言う事です。
その方(Nさん)から安価にて譲っていただいた品です。m(__)m


ロアアームバー(下棒)とはこういう製品です。
このタイプの下棒はロアアーム締結部4点を
梯子しています。

この他にも2ポイントの製品もあります。
写真右手に弧を描いているのがF:ロアアームです。
ロアアームとボディを締結しているボルトに
共締めして装着します。

かなりのトルクで締められているので
それなりの工具が必要になります。

お店でつけてもらったほうが安くて安心かもしれませんね。

今回は、プロメカニックのN氏にご指導、お手伝いを
いただきながらの作業となりました。
下棒取付時はこのような場所から工具を入れて
高トルクで締め付けることになります。
とりあえず付いたのですが・・・、
BH9(250T系)とはエキマニの取り回しが
若干違うようで干渉すれすれで、
クリアランスは5mm程度でした。

エンジン〜エキマニ〜マフラー・・と、
エンジン始動〜走行時にかけてかなり動く部分なので
カタカタと干渉して音と振動が出てしまいました。

しかしこの下棒・・走ってみるとかなりの好印象。(は〜と)
是非取り付けておきたいと思ったので、
なんとかクリアランスを取る方向で後日作業する事にしました。
私の好きな・・「荒業」です。
ハンマー、タガネ、バールなど用いて干渉している
下棒とエキマニ遮熱板の間をこじってしまいました。(笑)

下棒に比べ遮熱板は薄く柔らかいので、
こじれば遮熱板だけへこむ公算です。
おりゃ!おりゃ!これでもかぁ!
カンカン!グリグリ!ウリウリ!
これでどうだっ!

う〜ん、いまいち汚い仕上がり(?)だけれど
ほぼ思惑通りの結果となり大満足です。

1cm〜1.5cmのクリアランスが確保されました。(喜)
もう1箇所も・・こんな感じ。

ここまでしても私的には「欲しい」性能が体感できる
パーツでした。
車高調をいれた私の車・・。
気になるのは最低地上高ですね。
車検の通る9cmが確保されているか空き缶&タバコを使って
計測してみることにしました。

空き缶は約11cm
タバコの箱は9cmです
ちょっとデコボコした地面ですが・・とにかくやってみましょう。
リップスポイラーはクリアできました。(笑)

クルマを前に動かします。

11cmの空き缶を超えられるか!?
ぶぅ〜!! だめぇ〜!!(泣)
バックするついでにもう一度。
やっぱり、通りませんでした。

地面がデコボコしてるからだ!!
ではタバコではどうでしょう!?

・・・んん、
本日は強風でタバコが起っていられませんでした。(爆)

空き箱に石でも入れて・・・ア〜面倒くさい!
寒いし・・ね。
別にクルマを動かさなくても・・ねぇ〜!?

下棒の下に置いてみました。

ギリギリ、缶には干渉せずに置けました。

しかし・・この状態・・クルマには誰も乗っていな〜い!
ほうらね・・人が乗っても9cmはクリア間違いなし!?

そんなこんなで、めでたしめでたし。

轍には気をつけて走りましょう!
スキーに行くために買ったブライトンのはずなのに、
すっかり雪道は苦手になってしまいました。(爆)

さぁ〜どうするかな・・。

つづく・・。

#いや、きっとこれでおわりだな。


実際走ってみました!!
もう干渉しません!!バッチリです!!
いえ〜い!(喜)
こちらはリヤです。
結構最低地上高が下がっていますね・・(汗)
リヤ側はクリアランスがありすぎ・・
気をつけないといけませんね。
私の車の後ろを走ったお仲間から
「車高が低すぎるのでは?」と
心配の声を頂きましたので
改めてリヤ側に地上高を測ってみました。

上記のとおり、タバコの箱は約9cmです。
この日は、お仲間とエンジンオイル交換と
スタッドレスタイヤ履き換えミミミをやっていたので
荷室に3段チェスト工具箱や、
ジャッキ類を載せていました。
それでも10cm程度の地上高が確保されています。

ちょっと安心しました。(笑)(マジ)


ロアアームバーのインプレ

「BH9用 フロントロアアームバー Ver.2」
どうやら、250Tでのみ実車確認したようで「BH9」用となっている模様ですね。
#Nさんの情報です。

ちなみに、同じBH9でも、ランカスターにはエキマニが干渉して
取付できないそうです・・惜しくもランカで取付できなかった
その、Nさんに安価にて譲っていただきました。
#ありがとうございました〜!! (^o^)丿

それで・・BH5ブライトンではどうかと言うと・・
一応、取り付けはご覧のとおりできました!

付かなかったら諦めようと思っていたのですが、
装着して走ってみたら・・これが、素晴らしい!!
タワーバーよりも、確実に体感できます!!

まず、直進安定性が大幅に向上しますね。
ハンドルから真っ直ぐ走ろうとする「気持ち」が伝わってきますし
けっしてガチガチではなく、ハンドルの遊びと程よいマッチで
17インチロープロ化によるハンドルのとられが軽減された感じです。
#轍に取られやすくなると思っていたのに〜!

そして、コーナーでは・・・
ハンドルを切ったときの「どっこいしょ」感(?)が
大幅に軽減され、アンダー傾向はあるものの
予想よりもスムーズ且つ、軽やかに回頭していきます。
ズバリ!「曲がりやすい」と感じますね。
クルマの姿勢変化やつかみやすくも感じました。
頭が軽くなった気分です。

ロアアームバーには、正直なところ
あまり期待していなかったので・・・驚いております。
地上高より性能を!な方にはお勧めできます!!

問題は干渉と、最低地上高の問題ですね。

私個人としては、
是非ともこのまま取付けておきたいという気持ちが強かったのです。
たとえ・・・クルマに傷をつけても・・・(笑)(マジ)

最低地上高は・・
私のブライトンの場合、装着前より2cmほど低下します。
車検の9cmはクリアできそうです。
暖地での普段走行ではあまり気にしなくも大丈夫でしょうが、
雪中行軍や悪路などで特別に深いわだちは要注意ですね。

そんなこんなで、はやくリヤ用を仕入れなくては・・・。



リヤも入れました!!  

01/01/05に開催された滋賀県草津市でのオフミの際、
SAB湖南店で購入し、オフミ会場でみなさんのご協力のもと取り付けようと
頑張りましたが、ジャッキリフト量がちょっと足りず、車の下の作業スペースを確保できなかったので
地元に帰ってから取り付けました。
取り付け後、近所のコーナーで実走したところ
さらなる高剛性化を体感できました。
コーナーでの接地が良くなったと感じます。

フロントだけ入れた状態では、その回頭の気持ちよさに
リヤが隠れてしまっていた感がありますが、リヤを入れたら「2度気持ちよい」です。(笑)(マジ)
「おっとっと」感が減り、すっとついてくる感じです。
高速レーンチェンジではリヤの遅れを感じましたが、タワーバーを入れた直後の快感と同様に
気持ちよくスムーズに動くようになった感じです。

問題は・・フロントよりも地上高が低いのではないかと言う事です。(汗)
計測したところ9cmはクリアし、10cmほどの路面クリアランスがありましたが
リヤは車高変化が大きいので心配です。
しかし・・地上高より「快感」を選び、装着する事にします。


お山に行ってきました。 


比較的近所のお山(ワインディングロード)を走ってみました。
低速ではそれほど感じず、曲がりやすいと思ったのですが、
ハイペースで突っ込んで、アクセルを開けての立ち上がり・・
「外へ外へ・・」とアンダーが・・(汗)
アンダーステアとともに、ハンドルを直進(中立)に戻そうとする
力が装着前よりも強くなりました・・・(汗2)

もうちょっと、様子をみてみます・・・。(ふう)


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