ブライトンに GT-B純正のビルシュタインを移植しました
00/01/13 画像追加




純正の足回りもブライトン購入当初は「おっ!良いな」と思っていましたが、
タイヤ&ホイールを替えたりしながら走りこむうちに物足りなさを感じるようになりました。
しかも、「ビルシュタイン」のエンブレムをリヤゲートに貼ったりしてるし・・・。(汗)
そんな時、「BGのNA車に純正のビル足を移植した」という方のHPを発見してしまいました。
そのHPを隅々まで何度も拝見挿せていただいた私は「ブライ豚にもビル足を!」と決意。
さらにMLの同志(?)の情報提供と精神的後押しにも手伝っていただいて・・
ついに「ブライ豚-B」が完成しました!


「ブライ豚-B」のビル足は知る人ぞ知る解体屋さん(秘!?)で思いのほか安価にて
購入できました。
それをそのまま「ポン付け」できれば何の苦労もないのですが、
「GT-B」と「ブライトン」の車重差でフロントの車高が上がってしまうとのこと。
前出のBGの方も大変苦労された様子でした。

そこで、フロントのサスをダウンサスに交換して車高を調整することに・・・。
しかし、BHでの前例情報が無いに等しく、バネの選択は公称ダウン量やバネレート
などから判断するしかありません。あとは・・勘・・ですか!?(笑)

私が望む条件は、
「リップスポイラー装着でもスキーに行けるノーマル同様の車高」
「乗り心地も重視して、あまり硬くなく、しかも純正+αの性能のサス」でした。
情報通の同志をはじめMLのお仲間からの情報を元にバネの選択をしました。

はじめに選んだ「TEIN・Sテク・ソフト」は公称ダウン量39mm、バネレート1.7〜3.9の
不等レート&ピッチのサスでした。

メカニックをやっている友人に作業をしてもらい、組込後・・・ジャッキを下げる際には
拝みました・・「どうかうまい具合に下がってください」って・・・。
結果はジャッキがリップに引っかかって抜けないくらいに車高が落ちてしまいました。
リヤはGT-B用のショック&サスをそのままポン付けで車高はノーマル+1cmとなり、
かなり前傾姿勢になって「厳つい姿勢」のBHに大変身。
自宅の駐車場に出し入れする時の段差でリップを擦るようになり、段差恐怖症に・・・。

純正ビルシュタインダンパー
 &テイン・Sテク・SOFTの組み合わせ
   (これじゃわからん!?)


その代わり「ハンドリング」は満足のいくものになり、緩慢だった「ブライ豚」が
地を這うような安定感&安心感をもってコーナーを抜けていく「鳥肌」もんの
ハンドリングを手に入れました。(ちょっと大袈裟!?)

初期のロールが「すっ」と少しだけ入り、そこから先はフラットな姿勢を保ちながら
4輪で地面を掴みコーナー出口へ・・・これが「鳥肌」でした。

「GT-B」よりも100kg程度車重が軽い「ブライ豚」はおっちゃん仕様の実用車から
「ハンドリング・マシン」になったのです。(またまた大袈裟に・・)

「TEINバネ」は「SOFT」「MIDIUM」「HARD」の3種があり、私が選んだ「SOFT」は
そう言うだけあって乗り心地も良好でブライ豚ノーマルの足よりも「当たり」が柔らかく
ギャップの吸収と収束が早い足となり車高以外は「大満足」でした。

しかし、如何せん私にはフロント車高が低過ぎで、スキーシーズンを迎えるにあたり
「これではいかん!」と相成りました。
MLのお仲間の多くに「フロントが下がったのなら、リヤも下げるべき」と私の本心を
きっちり突いてもらいましたが、屈することなく(!?)車高を上げる方向で新たにバネの
選択を開始しました・・・。(その節はありがとうございました)

「プローバ」「ディキャトロ」「STi」が候補に上がり、バネレートを重視し「STi」をチョイス。
公称ダウン量30mm、バネレート3.1。
近所の大型タイヤショップで交換、4輪トータルアライメントも合わせて取ってもらいました。

その結果・・車高は希望にピタリと合いました!「ノーマル−1cm」。
自宅駐車場でも擦らなくなり、運転席からの眺めも変わったのがわかります。

乗り心地はTEINよりもさらに柔らかく、ノーマルよりも快適に感じます。

純正ビルシュタインダンパー
 &STiダウンサスの組み合わせ
 


しかし「ハンドリング」は、残念ながらTEINよりも緩慢になってしまいました。
車高が上がった分、車の自体の特性が変わったのも含めての話で、
しかもGT-B用の設計のバネですので、これがそのバネの特性とは言えませんが
ブライ豚-Bでは「ロール量が多い」「踏ん張らない」「柔らかすぎ」と感じています。

「う〜ん・・足回りって本当に難しくも、面白いんだな。」

車高はバッチリ!ですのでとりあえず春まではこのままで・・・???

「車高調買えたんじゃない?」と言う友人たちの声・・・
「これぞ、安物買いの銭失いの骨頂だ!」とわけのわからん開き直り方の私。

まだまだ・・先がありそうです・・「NA車にビル足を!」

・・・こんなに楽しいカーライフを味わせいただいています・・・
きっかけ、情報提供、応援をしていただいた「NAビル足」の師匠のKさん、
MLの同志、そしてMLの皆様、そして友人たちに対しこの場をお借りして
深く感謝とお礼を申し上げます「ありがとうございました!」そして「これからもよろしく!」


純正ビルシュタインダンパーに組んだサス・・「テイン」と「STi」の比較画像

純正ビルシュタインダンパーに

  「テイン・Sテク・SOFT」

     (ブライ豚に移植の場合)
純正ビルシュタインダンパーに

  「STi・ダウンサス」

    (ブライ豚に移植の場合)

テイン
STi

テイン
STi
ブレーキホースの固定はBH型から
金具&ボルト固定になり作業が楽になりました。
リヤは純正ビルダンパーGT-B用バネ
       「ポン付け!」
リヤのビル足。
おっと、黒い円盤は!?
ブレーキドラムじゃっ!

STiダウンサスを組んだ「ブライ豚-B」
奇抜な配色のビルSTi テインの緑黄色いビルにマッチしていた。
「STi」にしてここまで車高が上がりました!

(フロントリップ下面で計測)

リップの下面の擦り傷・・わかりますか!?
捻出されたテインバネ
現在は・・NAにビル足を組む・・お仲間のBHに・・。
ブライ豚のノーマル足。「どうしよう・・」

ブライトンを売るときのためにとっておきます!


「車高調」コーナーに続く!