●ドゥブロヴニクの旧市街(正式名称) 世界遺産 文化遺産/1979年登録
「アドリア海の真珠」と謳われたアドリア海に面した城塞都市。15~16世紀には地中海の海上貿易で繁栄。聖堂や宮殿が建ち並び、赤い瓦屋根と白壁が陽光に輝く中世の町。1979年に文化遺産として登録された。しかし、1990年代の内戦で砲弾や爆弾2000発を浴びたといわれ町は壊滅状態に陥り、1991年に危機遺産に登録された。 1995年以降、市民たちが再建に着手。めざましい復旧の末、1998年に危機遺産から解除された。だが、完全復旧には相当の時間と経済援助が必要とされる。城壁の高さは25mを超す、全長2キロ。 |
|
|
|
●プリトヴィツェ湖群国立公園(正式名称) 世界遺産 自然遺産/2000年登録
階段状に形成された大小16の湖が92の滝で繋がれた珍しい景観。湖周辺の森林地帯にはヒグマやオオカミなどの希少動物や126種の鳥類が生息する。1979年に自然遺産として登録された。1992年になり、内戦の影響で危機遺産に、その後1997年に解除された。
写真左)散策した湖、このようなものが大小16湖ある 写真右)至るところに大小の滝があった |
|
|
|
●スプリトのディオクレティアヌスの宮殿と歴史的建造物(正式名称) 世界遺産 文化遺産/1979年登録
古代ローマの宮殿が市民の住居になっているユニークな歴史をもつ。 写真左)列柱広場には皇帝が3世紀にエジプト遠征から持ち帰ったスフィンクス 写真右)およそ200m四方の城壁に囲まれた宮殿。建造したのはローマ皇帝ディオクレティアヌス。完成は4世紀初頭 |
|
|
|
●トロギルの歴史地区(正式名称) 世界遺産 文化遺産/1997年登録
橋によって本土とつながっており、廻りを城壁に囲まれた小さな街トロギルである。聖堂の鐘楼から街を見下ろすと絶景。
写真左)遥か遠方にトロギルの街並みを見る 写真右)聖ロヴロ大聖堂 |
|
|
|
●シベニクの聖ヤコブ聖堂(正式名称) 世界遺産 文化遺産/2000年登録
著名な建築家オルシーニは教会に貢献した市民の功績を残そうと外観と洗礼堂に71人の頭像をつくった。
写真左)大聖堂の東側の壁に71人のシベニク市民の顔が飾られて、市民の願いが込められている。 その願いとは? 写真右)聖ヤコブ大聖堂 |
|
|
|