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みどりと環境を 世界遺産ドレスデン・エルベ渓谷(ドイツ)文化遺産/2004登録  危機遺産/2006登録
  2009/4 撮影 
大きなテーマに  シニアネット越谷 Senior Net Koshigaya
   
シニアネット越谷(Senior Net Koshigaya Association)
 ドレスデン・エルベ渓谷は世界遺産リストから外れる? ◆

流暢な英語を話すドイツ人ドライバーの協力でバスは迂回し、世界遺産から抹消されるのではと話題になっているドレスデン・エルベ渓谷の架橋工事現場の写真を撮ることが出来た。このエルベ渓谷は第32回(2008年)世界遺産委員会から再び「警告」が出され、橋の建設が中止されないようであれば第33回(2009年)世界遺産委員会において登録リストから抹消する方針との宣告をうけているもの。今、話題の危機遺産で、ドレスデン市長側は指定地域を縮小してでも、何とか世界遺産として残りたいと交渉中であるという。この夏スペインで開催される第33回世界遺産会議で、その決定か注目されている。
ドイツではこの他にも同じような問題でライン渓谷「ローレライ(妖精の岩)」でも橋か、トンネルかでユネスコ側と交渉中の案件あり。また2004年に危機遺産に入った「ケルンの大聖堂」は再開発計画の縮小により、2006年除外された例あり。
レポーター 小川 隆雄
◆これまでの世界遺産と危機遺産登録の経緯
1)2004年世界遺産に登録される以前から架橋計画は存在しながらも、エルベ渓谷の流域約20キロが世界遺産に。
2)2005年橋の建設を問う住民投票を実施したところ、市民の2/3以上が建設に賛成。
3)委員会は橋が景観を分断し、一帯の文化的景観が失われると、非公式にトンネルなどの代替え建設を提案。
4)20066月競争入札はさし止めにより、建設は一時中断されたもの、78日には危機遺産登録となる。
5)警告にもかかわらず工事再開となる。20094月:現地にて架橋工事の写真を撮る。
≪写真は全て拡大してご覧になれます≫
◆写真説明:左から
*第二次世界大戦で破壊された聖母教会:戦後、復元するときに可能な限りの元の材料を使った
*君子の行列:マイセンの磁器2万5千枚を貼り合わせて作る、全長102メートル  
*問題の架橋工事:エルベ川を挟んで旧市街と新市街を結ぶ、道路や橋の工事は着々と進んでいる
*ブルー橋:白鳥が遊泳している橋の岸べから、川下にあたる架橋工事方面を撮る
*エルベ川のクルーズで船上からあたりの景色を撮る
◆ドイツの古都、ドレスデンはエルベ川のほとりにある美しい町です。重厚なバロック建築が、歴史を感じさせますが、実は、今の街並みは、第二次世界大戦後に再建されたもの。(再建の割には建物が古く見えるのは、使用されている石材に鉄分が多く含まれており、これが雨で酸化されて黒く変色するためとのガイドの説明)16世紀に発展し、18〜19世紀に最盛期を迎えた往時の景観が残る。ピルニッツ宮殿(先に椿の木でHPに掲載済み)や数々の邸宅・庭園、ワイン用ブドウ園などが美しい景観を呈している。
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