シャコンヌ 第28号
2007年1月発行
発行:横須賀ギターアンサンブル
編集人:アンサンブル報委員会

--- 合奏フェスに渋いボグの曲で出演 ---

昨年10月に行われた日本ギター合奏フェスティバル2006にボグダノビィッチ:“スターフリー”とチャイコフスキー(ヨーク編):“葦笛の踊り”の2曲で出演しました。特にボグの曲はジャズのウェス・モンゴメリー風のオクターブ奏法のテーマから始まり、途中には変拍子、多分聴いている人はついてこれず、いつの間にか終わってしまうという程の渋―い曲です。弾いているメンバーから当初は“ムズカシーイ、何これー”という声が上がっていましたが、段々と“なかなか面白い曲”に変わっていきました。そしてLAGQのDVDとの合わせ練習もしました。(我々はこれを共演と勝手に呼びましたが。)
まだ聴いていない方は2月の市民音楽祭、または3月の神奈川フェスでお聴き下さい。それでも聴けない方はLAGQの「スピン」というCDで聴いてみて下さい。

--- 忘年会で収益上げる ---

忘年会というとただ飲み食いするだけというのが今までの慣例でした。しかし昨年12月に行われたYGEの忘年会ではオークションを行い、収益金をYGEへ寄贈しました。これによって苦しい収入の補助にしようと、総務である逆井さんが(仕事中に?)考えたためでした。
出品物は日本ギター合奏フェスティバル2006で頂いた参加記念品の譜面、弦、カポタスト、ボディーガード等の他、各自が持ち寄った色々なものでした。たとえばお茶、油、スープの元、掃除用具、拡大鏡、ボールペン、バイオ消臭剤、等々もありました。金額的には15000円ほどが会費として寄贈されました。なおちょうどクリスマスと当たったため一部の若手はデートのため?欠席でした。

--- ちょっと言わせてクダサイ ---

◆鶴迫隆一さんより(現役ですが特別に投稿)
たまには記事用に原稿をあげましょう。題して、横須賀ギター・ゴルフ友の会発足?!
昨年12月16日に熊さん・鶴さん(昔、こんな名前のチーム対抗歌合戦?があったような)でゴルフに行きました。
鶴さんによる熊さん評
「スタートホールでロングホールにもかかわらず、アイアンを手にした熊さん。性格同様、手堅い攻めをする人かと思った」のが第一印象。その一方、ドライバーショットは非常にパワフルで性格とは正反対の感じでした。思わず熊さんに言いました。「一生懸命しているホールと手をぬいているホールありません?」そんなこんなで楽しい一日を過ごしました。皆さんも仲間に入りませんか?岩井さん、キャディーでどうですか?ちなみに、この日のコースにはお猿さんもたくさん見学?に来ていました。

◆椎野みち子さんより
昨年8月から毎月、新宿のバックインタウンと言うライブハウスでランチライブしています。夜のライブも、ほぼ定期的になっています。年に2〜3回の予定で、次は3月14日「ホワイトデーライブ」を開催します。チャージ料は2100円で飲食代は別途支払いになります。その次は夏ごろの予定です。その他にも上野文化会館で4月にジョイントコンサートを予定。イベントにも多数、出演する予定です。アンサンブルメッツとしても月1〜2回、慰問コンサートしてるので益々追われる日々。今年は、コンクールはモイスコス国際1本に絞るつもりで取り組んでいます。課題、自由曲合わせて演奏時間が2時間で、課題もジュリアーニのソナタ全楽章、バッハ998プレリュード、フーガ、アレグロに、テデスコのタランチュラなど難曲が多く、気合い入れて練習しないと・・・。本選はイタリアで行われるので、海外旅行目指してゴーッ!!!

◆菊池吾利也さんより
今年は曲決めを計画的にやりたいです。例年のパターンだと演奏会の4〜3ヶ月前に決まることが多いので、それをもう少し早く決めるようにしたいです。難しい曲だと短期間に仕上げるのが大変で、結局仕上がらずに悲惨な結果に終わるか、別の曲に変えてしまっていました。
そしてもうひとつ。年間中に1回全員が指導者体験練習をしたらよいかと思います。具体的には石田先生不在の時に、各自交替で30分ぐらい指揮者の場所でスコアを見ながら、皆の音を聴き、場合により指摘をします。メトロノームを動かしたり、もちろん指揮をしてもOKです。どういう感じに皆の音が出ていて、どう聴こえるかを感じます。これは勉強になります、是非実行しましょう。石田先生、何とぞご協力お願いします。

活動予定 (横須賀ギターアンサンブル活動以外も含む)

◎2007年1月21日(日)第54回石田ギター教室発表会(横須賀文化会館中ホール)YGE出演。他何人かが独奏や重奏で出演。
◎2007年2月4日(日)横須賀市民音楽祭(横須賀文化会館大ホール)今年ははまゆう会館でなく、横須賀文化会館大ホールです。YGEは数年振りの出演で気合が入っています。
◎2007年3月31日(土)神奈川ギターフェスティバル(関内ホール)ギターフェスとすると初めての開催場所です。YGE出演。他有志が独奏や重奏で出演するかも?年度末&土曜日開催です、ご注意を。
◎2007年6月10日(日)第31回横須賀市民のつどい(横須賀文化会館大ホール)YGE出演。
◎2007年6月23日(土)神奈川新人ギタリストオディション(杉田劇場)山上くんが出場予定?
◎2007年6月24日(日)日本ギター重奏コンクール&フェスティバル(きゅりあんホール)YGEからは出場なし?

活動報告 (横須賀ギターアンサンブル活動以外も含む)

◎2006年9月3日(日)第26回石田音楽院発表会(横須賀文化会館中ホール)元YGEメンバーで、現在は逆井先生指導のフラメンコ科の生徒の鶴迫節子さんも出場。YGEの出演はなし。
◎2006年10月1日(日)ギターフェスティバルin横須賀2006(横須賀文化会館中ホール)重奏から合奏まで色々なグループが出場しました。YGEが主催し、交流会の司会は例年通り総務の逆井さんが仕切りました。ゲストとして、埼玉よりアマデウス・ギタートリオが華麗な演奏を披露。練習して間もない選曲のため、YGEの出来は今ひとつでした。チャイコフスキー(ヨーク編):“葦笛の踊り”、ボグダノビィッチ:“スターフリー”、久保田利伸(椎野みち子編):“LA・LA・LA・LOVE・SONG“。
◎2006年10月29日(日)日本ギター合奏フェスティバル2006(練馬文化会館)年間行事の中で唯一、県外での演奏機会。“YGEの最近の傾向を象徴する選曲“との講評が現代ギターに出ていました。チャイコフスキー(ヨーク編):”葦笛の踊り”、ボグダノビィッチ:“スターフリー”。

いんふぉめーしょん(+近況報告,本人が出したものと編集部が書いたものと混在しています)

◆YGE現役メンバー:キントン、星野まき子、菊池、逆井、鶴迫、岩井、酒井、山上、鈴木、熊川、星野隆資の11名、相変わらず。(平良さん、椎野さんは休会中)
◆最近のYGEの練習曲は2月の市民音楽祭を目指して曲を猛練習中。何せ曲を決めてから本番まで期間が短いため、練習時間も1時間増やしています。
久保田利伸(椎野みち子編):“LA・LA・LA・LOVE・SONG“、アーレン:”オーバー・ザ・レインボー(オズの魔法使いより)“、アルマラン:”ある恋の物語“、ボグダノビィッチ:“スターフリー”、チャイコフスキー(ヨーク編):“葦笛の踊り”、ピアソラ:“リベルタンゴ”、ロドリゲス:“ラ・クンパルシータ”、ヴェイオダ:“ビア樽ポルカ”、の全8曲です。
◆石田先生&キントンさん、年末年始は2度目の中国で過ごすお正月でした。キントンだけ税関でチェックを受けたのは、キントン曰く“お金持ち風だから”、石田先生曰く“人相が悪いから”。先生は馬を買いました。
◆星野まき子さん、発表会で演奏するアグアドの“ロンド”は今年あるコンクールの課題曲なのですよ。でも誰も“受けるのですか?“とは聞いてくれないのです。
◆逆井さん、あまり仕事もないし、早く定年にならないかな?YGEの指揮もやりたいし・・・(でも新たなライバルが出現しました)。
◆岩井さん、“今日は元気がなくテンションが低いの。”と言っても誰も信じてくれないのです。今年もガンガン弾くぞ!(ではなく、おとなしく弾きます。)
◆菊池さん、ドラマの“のだめカンタービレ”おもしろかったです。才能ある若手の活躍はいいですねー。借りた漫画で読んだら、さらに面白かったです。さらに8枚組みのCDを購入したけれど、まだ聴いていません。
◆酒井さん、会計をそろそろ委任しようかな?パソコンを習った成果が出て年賀状はPCで作成しました。会計報告も出来るかな?
◆山上さん、今年こそは****したいです。ギター頑張ります。
◆鶴迫さん、今年は音楽協会の事務局長を委任し、会長でも目指そうかな!記事の方も読んで下さい。
◆鈴木良太さん、今度は声楽を習い始めました、発表会に来て下さい。私は習い事が好きなのでーす。
◆星野隆資さん、仕事の合間にギターの練習をしています。本当はギターの練習の合間に仕事をしたいです。
◆熊川さん、岩井さんが親切に指導してくれて助かりますです。ゴルフ友の会を作りたいです。

編集後記

 LAGQのヨーク氏が脱退するそうですが、誰か裏事情を知りませんか?その手の話しは以前重奏をやっていた者とすると興味深々です。
今年はシューベルト生誕210年、グラナドス生誕140年、ヴィラ=ロボス生誕120年、レニャーニ没後130年、トローバ没後25年、セゴビア没後20年です。さらにエルガー生誕150年、タンスマン生誕110年、スカルラッティー没後250年、グリーグ没後100年、モンポウ没後20年、ピアソラ没後15年などもあります。(あまり話題にはならないですね。こんなもの調べて意味あるのでしょか?)
2月号の現ギの特集は“ギター合奏の現在、そしてこれから“だそうです。現役の皆さんは必読です。
発表会が近いというのに、年末年始に庭仕事で爪を割ってしまい練習ができませんでした。どっちみち練習はあまりしないのでは?という声もありますが・・・。