シャコンヌ15号

シャコンヌ2000年6月発行発行:横須賀ギターアンサンブル
編集人:アンサンブル報委員会 菊池吾利也

YGEメンバー今度は増加、新入会メンバー紹介!

急遽将来のYGEを担うと思われる、以下の新メンバーの方々が入会されました。実は平均年齢が下がったことをみんな喜んでいます。練習に頑張って付いてきて下さい。最近は旧メンバーがあまり元気がなく、かなり顔ぶれが変わりました。

§大沢 稔くん(男性、血液型:B)横須賀市長沢在住。高校生。ギター歴:1年くらい。入会動機:石田先生の紹介。好きなギター曲/作曲家/演奏家:アルハンブラの思い出。ギター以外の好きな曲/作曲家/演奏家:尾崎豊。ギター以外の趣味:バスケ。好物:グラタン。嫌いなもの:なし(果物でなくて)。YGEに期待すること:普通でいい。自己アピール:身長4年間伸びていません。今後のギター界について:―――コメント(なんでも):靴間違えて捨てちゃいました。
→プロ志望ということで鳴り物入りで入って来た人です。今後どうなるのでしょう?でもまずは神奈川オディションを受けるそうです。
頑張れ!
§谷水 夕香さん(女性、血液型:A)横須賀市武在住。自営業手伝い。ギター歴:1年3ヶ月。入会動機:合奏が好きなので。好きなギター曲/作曲家/演奏家:F・ソル。ギター以外の好きな曲/作曲家/演奏家:作曲家はショパン、ドビュッシー。アーティストはマライア・キャリー、エルトン・ジョン。好きな曲は別れの曲、エモーション(マライア)。ギター以外の趣味:ピアノ、音楽鑑賞、散歩、空想、すいみん。好物:紅茶、ヨーグルト、ごはん(自飯)。嫌いなもの:非常識な方々、うに、貝類はすべて。YGEに期待すること:―――自己アピール:―――今後のギター界について:よくわかりません。コメント(なんでも):ともかくがんばりますので、よろしくお願いします。→現メンバーの粕谷くんの親戚ということで入って来た人です。とても話好きといううわさです。
§石田 由香里さん(女性、血液型:O)横須賀市長井在住。高校生。ギター歴:2年。入会動機:もっとギターが上手になりたかったから。好きなギター曲:涙(ラグリマ)。ギター以外の好きな曲:ミュージカル。ギター以外の趣味:ピアノ。好物:はるまき。嫌いなもの:なっとう。YGEに期待すること:―――自己アピール:がんばります。今後のギター界について:―――コメント(なんでも):―――→も、も、も、もしかして石田さんの隠し子?または養子????、ではないみたいです。
§神田 大介さん(男性、血液型:B)横浜市保土ヶ谷区在住。会社員。ギター歴:20年。入会動機:ブラッシュアップと基本をもう一度やり直すため。好きなギター曲:アランフェス、アルベニス。ギター以外の好きな曲:ヨーヨーマ、ドボルザークの新世界、ダフニスとクロエ、シエラザード、モルダウなど。ギター以外の趣味:ジョギング、将棋。好物:何でもオーケー。嫌いなもの:なし。YGEに期待すること:アッと言わせるコンサートをやりたい。自己アピール:権太坂にもギター好きがどっこいいます。今後のギター界について:あまり何回聴いてもよくわからない現代曲はやめましょう。コメント(なんでも):―――→この方はベテラン。依然神奈川のオーディションにも出場していて、今回も出場予定だそうです。


***畑中くんクラシカル・コンクール第3位***

5月のクラシカル・ギターコンクールに"ぼーや"こと畑中くんが、1位なしの第3位に入賞。自由曲はバッハのリュート組曲4番よりプレリュード。途中ミスが2回程あり、それがなければさらに上位に入ったのではないかという話も。以前にもこのクラシカルには出場しているが、入賞は今回が初めて。最近は我々の前での演奏披露の機会はないが、昔よりもかなり上達して大人の演奏が出来るようになったみたいです。メールで"寿司占い"などの情報をもらったりしていたので、ギターから遠ざかっていたかた思ったら大間違いでした。今後の目標は仕事を辞めてリサイタルの準備でしょうか?


***スペイン・グルメ・ツアー2000.3.20-27 (菊池)***

かなり前から行きたいと思っていたスペインにようやく行くことが出来た。ABE新幹線の中から見えた、町から町への移動の時に見える見渡す限りの広い荒れ果てた乾いた(ラ・マンチャ)土地、土造りの家。マドリッドなどの都市部では、いかにもヨーロッパ的な感じの歴史を感じさせる古い町並み。光と影の国と言われるように南の海岸地方コスタ・デル・ソルなどでは、確かに陰影は深い。路頭のフラメンコ弾き、頭の中で回るロドリーゴのアランフェス・・・

○主な観光地:パリ経由〜マドリッド市内観光(プラド美術館)〜グラナダ市内観光(メスキータ、イスラム人街)〜セビリア市内観光(大聖堂、スペイン広場)〜コルドバ(アルハンブラ宮殿)〜コスタ・デル・ソル(ミハス)〜バルセロナ市内観光(グエル公園、聖教会)
まず感じたのは、やはりヨーロッパは遠かったです。飛行機の狭い座席に12時間も座り、さらに乗り継いで4時間、ようやくマドリッドに着きました。外国に行くにはやはり体力が必要だと思いました。良かった観光地はセビリア、南部のコスタ・デル・ソル、そしてアルハンブラ宮殿当たりです。セビリアの町並みはイスラム風で、我々日本人にはとても新鮮に感じました。アルハンブラ宮殿はライオンのパティオやヘネラリーフェ庭園が美しく、中はかなり広くハイキング気分でぐるっと回ってきました。混む時期には個人客は入れないそうです。南部の白い町ミハスは小高い小さなところにあり、観光地化されていました。馬車やロバに乗れ、小物屋などがたくさんありました。そこからの地中海の眺めは良いです。コスタ・デル・ソルへは夕方着き、翌早朝6時に出てしまったので観光は出来ませんでした。夏は金持ちの避暑地になり、1ヶ月などの長期休暇をのんびりと過ごす場所で、我々日本人には合わない場所みたいです。でも海岸はとても気持ちのいいところでした。

○食べた主なスペイン料理:パエリャ、タパス、スペイン風オムレツ、ナバーラ風にじます料理、マラガ風魚介類のフリッター(天ぷらのころもみたいなフライ)、カタルーニャ地方名物フィデウア(パスタのパエリャ)やはり日本で食べるスペイン料理とは違い、大味だと思いました。中でも印象に残ったのはシンプルな味のスペイン風オムレツと新鮮なマラガ風魚介類のフリッターでしょうか。あとカフェ・コン・レチェ(つまりカフェオーレ)とデザート系のものは(サイズが大きいが)おいしかったです。
最後に一言。半年ほど習っていたスペイン語はほとんど役立たず。数字の1(ウノ)や2(ドス)ぐらいでした。あとはやはり英語が必要です。今度行くとなると、通常のツアー(お決まりの場所しか行かない)ではないもうちょっとバリエーション旅行に行きたいです。


活動予定

◎7月8日(土)神奈川新人ギタリストオーディション(国際交流センター)YGEからも2人が参加します。
◎7月23日(日)日本ギター合奏連盟重奏コンクール・フェスティバル(ムーブ町屋)
◎9月10日(日)横須賀ギターフェスティバル(横須賀文化会館中ホール)出場グループ募集中。
◎10月8日(日)日本ギター合奏フェステバル'2000 in TOKYO(品川区立総合区民会館《きゅりあん》大ホール)今回もYGEは出場予定、気合いが入っています。◎11月5(日)第44回石田ギター教室発表会(横須賀文化会館中ホール)


活動報告

◎11月14日(日)日本ギター合奏フェステバル'99 in TOKYO(品川区立総合区民会館《きゅりあん》大ホール)YGEはM・D・プホールの"灰色の空と太陽"を演奏し、好評を博す。18:00からはJGAギター音楽祭。ギターコンクール優勝者と、ゲストに福田進一、鎌田慶昭、アンサンブル"OZ"が出場。福田進一氏のロドリーゴ:"祈りと踊り"は熱演。
◎1月23(日)神奈川ギター連盟30周年記念コンサート(横浜みなとみらいホール)1部がスピーチ&会員演奏。2部はプロ選抜4組の演奏会。石田デュオも出場。
◎2月13(日)第43回石田ギター教室発表会(横須賀文化会館)モーツアルトの"交響曲40番"よりメヌエット、ロドリゲス:"ラ・クンパルシータ"。若手メンバーが参加しての演奏。
◎3月26日(日)神奈川ギターフェステバル(上大岡のひまわりの家)YGEはM・D・プホールの"灰色の空と太陽"を演奏。
◎ 6月13日(日)横須賀市民音楽のつどい(横須賀文化会館大ホール)ヘンデル:"ガボット"、バッハ:"バイオリン協奏曲第1番"より第1楽章、アメリカ民謡:"茶色のこびん"。


いんふぉめーしょん(+近況報告)

◆ 最近のYGEの練習曲。ピアソラの"ロ・ケ・ベンドラ(来るべきもの)"。ガーシュインの"プレリュード"。
◆ 石田先生&キントンさん、なんとか銀行の融資がつき衣笠に住居用のマンションを購入。
◆ 岩井さん、最近三味線を始める。飽くなき探求心は見習うものがあります。
◆ 逆井さん、内田さん、桑原さん、"夕食友の会トリオ"を結成。(ギター・トリオです) さらにアンサンブル報編集委員長および、コンサートマスター職を狙っているみたいです。
◆粕谷くん、関東学院大学を卒業してもまだギター部が気になるみたいです。総務着任。
◆ 星野まき子さん、総務代行をあっさりと粕谷くんに。
◆ 村田和尚、お経同様、最近石田先生のレッスンも受けて腕を上げている?
◆ 菊池さん、結婚して住居変更。(詳細は逆井さんから出るかも?)
◆ 守ちゃん、まだ今年1回も練習に出席せず、???に忙しい模様。また転職したそうです。


編集後記

先日市民音楽のつどいの打上げで、学生さん達と飲む機会がありました。初めは妙に静かで遠慮がちだったので、随分と遠慮しているのだなと思っていましたが、いざ自己紹介になっても同じで、地でおとなしいみたいでした。サークルの人数も段々と少なくなって来て、その流れはどうしようもなく、かといって厳しく指導すればみんな辞めていってしまいそうでそれも出来ず、困っているとのことでした。先日も他のサークルの話が出て、クラシックギター部に、エレキも入れて人を増やそうかという話も聞きました。どこも厳しいんだなと感じましたが、気になったのはみんなが同じ口調で淡々とボソボソと話していることでした。しかも現部長と前部長と言われる人も同じような感じで、我々の時代の部長像(あまり周りの機嫌など取らず、きびきびと言うべきことえお言う)とはかなり離れていました。ちょっと失礼にも"どうやって部員を指導していくの?"みたいなことを聞いてしまったら、上記のような返事でした。(その後は少し質問を遠慮)なんか活気がないですねー。

*前回紹介したスラヴァ・グレゴリアンのCDを貸したらどっかに行ってしまいました。心当たりのある方は編集部まで。


トップページに戻る