12月10日トーホーシネマズ六本木で行われる映画「シンペイ」歌こそすべての特別上映試写会を見てきました。新田博邦 氏企画プロデュースの本作は2000曲を超える作曲を産んだ中山晋平の生涯を描いた作品ですが、監督は『ハチ公物語』などの神山征二郎、脚本加藤正人、歌舞伎俳優の中村橋之助が映画初主演にして主演務め、妻役志田未来、野口雨情役三浦貴大のほか、渡辺大、染谷俊之、吉本実憂、中越典子、土屋貴子、緒形直人らが共演しています。

実はこの映画の中で古賀政男が中山晋平の次の日本流行歌の世代を引き継ぐ作曲家として紹介されるシーンが出てきます。その短い時間のシーンですが、ギター演奏と指導に携わらせていただきましたので感想など紹介させて頂きます。

2度の試写会に参加させていただき、1回目は多少なりとも制作にかかわったものとして、どのように映画が仕上がったのか緊張して鑑賞していました。映画は最初から最後まで飽きさせることなく様々なシーンが流れてとても良い出来で安心したというのが正直なところです。後日2回目のトーホーシネマズ六本木でのプレミアム上映会は主な出演者・メディア等が参加し重要なお披露目試写会となりました。この時の2回目は客観的に落ち着いて見ることができ、改めてすばらしい音楽映画が出来上がったと正直思ったところです。私の子供時代の音楽、また身内とのお別れなど自分と重なるところも多く、涙腺が緩んで久しぶりに感動しました。久々の日本音楽映画の誕生です。

皆様、来年1月10日より多くのシネマで上映されますので見ていただければ幸いです。