Babel
pTeX 3.1.41とBabel 3.8
本レポートは全 4 章からなっています。第 1 章は, Babel のマニュアル"Babel, a multilingual package for use with LaTeX's standard document class" by Johannes Braams の,第 1 節 "The unser interface",および,第 6 節 "The interface between the core of babel and the language definition fieles" の概説です。"The LaTeX Companion, 2nd Edition" の邦訳が出版されるまでの繋ぎとなれば幸いです。また,日本語 TeX にとって重要な機能拡張,つまり,pTeX 3.1.4 から使用可能となったトノさんによる 8 ビット用ハイフネーションパタン利用について取り上げています。
第 2 章は,同マニュアルの第 17 節 "The Esperanto language" から,第 64 節"The Bahasa language" にかけて取り上げている諸言語について,実際の出力例を添えて概説しています。本レポートは,Babel のオプションに約 40 ヶ国語の言語パッケージを指定し,さらに,TeX本体にはそれらのハイフネーションパタンを組み込んで作成しました。なお,ヘブライ語は,pLaTeX2eで組版を行うことができないため,文字表のみ示しています。各言語に添えた例文には『世界人権宣言』の当該言語版の第 1 条を用いました。
第3章は,ラテン文字,ギリシア文字,キリル文字などのフォント・エンコーディングについて概説しています。また,Computer Modernフォント,TrueType フォントおよび PostScript フォントを使用する際のヒントについても述べています。
最後の第4章では,コーカサスの言語,アラビア文字,インド系の諸言語などを,Babel がサポートする諸言語と併用する際の問題点(いわゆる,相性)について検討しています。個々の言語の使用方法についてはふれていないので,それぞれのマニュアルを参照願います。
| p314babel.pdf | 2005/07/19 | [ download ] 1,883 KB |
The Constitution of 27 EU Countries
(2004/05/09)に,2007年1月に新たに加盟した ブルガリアとルーマニアを追加した27カ国の憲法の冒頭部分を掲載しました。複数の言語を公用語としている国の場合は,それぞれの言語の条文を載せました。(ルクセンブルグ語を除きます。)サーミ語ではノルウェー語のハイフネーション・パターンを使用しました。なお,27 カ国の言語の中で Babelがサポートしていない言語はフラマン語,マルタ語です。ラトビア語,リトアニア語はBabelに対応していますが,現時点では正式なBabel配布パッケージとはなっていません。ブルガリア語の出力に際しては,安田さんが提供なさっていらっしゃるLH Type1フォント LH キリル T2D/OT2 Type1 フォント集 を使わせていただきました。
| eu.pdf | 2007/01/08 | [ download ] 165 KB |
Babel日本語オプション
見出し語と日付を日本語で出力するためのpLaTeX2e+Babel用のマクロです。
| japanese.zip | 2007/12/08 | [ download ] 49 KB |
Babelを使った最新版LaTeX2e, pLaTeX2eでの多言語環境構築--pTeX-p3.1.4以降(Win・UNIX・Mac)
栗山雅俊さんのご好意により,多言語環境構築のインストールガイドをここに掲載します。最近の teTeX などの環境にも言及されています。栗山さんの序言より『pTeX の 8 ビットエンコード対応に伴い、日本語を含む多言語環境が飛躍的に 充実してきました。ここでは Babel パッケージを使った主に印欧語と日本語の混在環境の構築について記述します。』
| gcinst3g3sj.txt | 2005/09/16 | [ download SJIS版 ] 40 KB | |
| gcinst3g3.txt | 2005/09/16 | [ download UTF-8版 ] 51 KB |
Latin Modernとギリシア・キリル文字
lm-tools パッケージは,本文用フォントに Latin Modern を使用した際に,ギリシア文字 cbfonts,キリル文字 LH OT2/X2,TIPA の出力に際して生じる不都合を解消するために作成した各種 FD ファイルからなっています。ご使用の言語に合った FD ファイルを,カレントディレクトリまたはパスの通ったディレクトリに置いてご使用ください。各 FDファイルは自動的に読み込まれますので特別な設定は不要です。EC フォントを本文用フォントとする際は,本パッケージの FDファイルは使われませんので,そのまま置いておくことができます。
| 解説 | 2007/01/28 | [ latinmodern.html ] | |
| lm-tools.zip | 2007/01/28 | [ download ] 32 KB |
フォントエンコーディング
LGR, T1エンコーディングなど,現在用いられている各種フォントエンコーディングをまとめてみました。なお,『改訂第4版 LaTeX2e 美文書作成入門』第12.2節および付録J.4節に詳しい解説があります。
| fontencoding.html | 2007/05/27 | [ 参照 ] |
8ビットハイフネーションパタンの利用方法
ハンガリー語,トルコ語およびウクライナ語のハイフネーションパタンは,8 ビットコードの文字をそのまま用いて記述されています。そのため,pTeXではこれらを使用することができません。そこで,トノさんが 「TeX の 8-bit ハイフネーション・パターンを pTeX用に改変」するための Perl のスクリプトを作成されました。トノさんから許可をいただき,ここに掲載します。最新のバージョンは,pTeXp3.1.8 に対応しています。 現在 Babel がサポートしている言語を,これらハイフネーションパタンを使用して出力した組版例(pdf版,ソースファイル) を作成しました。例文は『世界人権宣言』からとりました。
| 8bt2ptex.pl | 2005/01/04 | [ download ] 9 KB | |
| babeltest.tex | 2005/09/07 | [ download ] 15 KB | |
| babeltestjis.tex | 2005/09/10 | [ download ] 16 KB | |
| babeltest.pdf | 2007/05/06 | [ download ] 106 KB |
なお,W32TeX の 2005年8 月 12 日版以降 (ptetex3-20050811以降)では,多くのハイフネーションパタンが組み込まれたフォーマットファイルが予め用意されていますので,新たに言語パッケージを利用する場合を除き,ハイフネーションの拡張作業を行う必要がなくなりました。
