空未について |
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思いがけないまさかの事故
2000年11月13日、公園のブランコから落ちて、背中と頭をブランコに激しくぶっつっけって死亡しました。その日は空未の通う小学校の50周年記念式典のあった代休の月曜日でした。一緒に遊んでいた友達が近くにいた大人に知らせ救急車をすぐ呼び、自宅にも電話連絡をしてくれました。私が自転車でかけつけた時は、もう救急車の中で意識不明の重体でした。大学病院の先生方も力を尽くしてくださいましたが、最初にぶつかった衝撃が激しく、肝臓が真っ二つに割れて出血多量、手術の甲斐もなく事故の3時間後には心臓が停止しました。 |
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小さい頃からブランコが大好きでした。あの日も友達が他の遊びに誘ったのに、自分からブランコで遊ぼうと誘い、落ちる寸前まで楽しんでいたようです。一緒にいた友達も4年生になって初めて出会えた、気を許しあえる大好きな友達でした。大好きなブランコで、大好きな友達と楽しんでいる真っ最中の、一瞬の信じられない悲しい出来事でした。空未の四十九日はぴったり世紀末2000年12月31日でした。事故の日も50周年記念式典の代休だったし、まるで計算してたように思えます。 | |||||||||||||||
ブランコの事故も、一緒に乗っていた子どもは、落ちる寸前までニコニコ笑って、笑って落ちたと言っています。 ブランコを激しく揺らすのは得意だったので、私は恐くて落ちたとは思えず、揺れるブランコからかっこよく飛び下りてやろうとして失敗したか、ただ足が滑ったのだと思っていました。 ところが、うちにお線香を上げに来た友達のひとりが 「空未ちゃんはブランコが揺れ過ぎて怖がっていた友達がいたから飛び下りてブランコを止めようと思ったんじゃないの。空未ちゃんは優しくて、困っている友達をよく助けてあげてたよ。私も助けてもらったことあるよ。」って言いました。私はそれを聞いてゾクッとしました。親の私は空未が落ちた原因を友達を思いやってのことは思いもよらないことでした。 空未はもう死んでしまって本当の落ちた原因は聞きだせません。 |
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