TV & CINEMA
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■キッチュとリアルが交錯する、独特なジャポネスク描写
1983年作品 前回、Inxs「Original Sin」のPVを紹介したけど、あれを東京で撮影した際、彼らはもう1本PVを撮影している。 こちらの舞台は都内の護国寺。 しかも、花魁が黒子に操られて身悶える、エロティックなシーンも登場。 それにしても、よくお堂の中で演奏が許可されたなぁ。 「Original Sin」はステレオタイプな日本像を避けた異色作だったけど、今作は真逆で、「これでもか」と言わんばかりにベタな日本を凝縮。 話は変わるけど、この曲のアレンジは、Madonna「Material Girl」にそっくり。 (2005.10.16) |
■外人にしては珍しい感性で日本を表現
1983年作品 洋楽のPVを観ていると、ごくたまに、日本を題材にした作品を目にする。 結果、米英では不発だったものの、ヨーロッパでは大ヒットを記録。 日本でも「Original Sin」はそこそこヒットしたと思う。 このPVもよくオンエアされていたし。 Inxsが撮影場所として選んだのは東京。 外人がジャポネスクの表現をする場合、「ゲイシャ」「フジヤマ」「サムライ」といったベタな勘違いアイテムを用いるケースが大半だけど、このPVでは、トホホな勘違いは一切登場しない。 このPV、映像も美術も特に凝ってはおらず、完成度としてはごく普通のレベルだと思う。 (2005.10.6) |
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■放送禁止で逆に救われた?サザン幻のPV
1984年作品 アルバム『人気者でいこう』からの先行シングルで、大ヒットを記録した作品。 PVの内容は、レオタードの男たち・サングラスを掛けた女子供の舞踊シーンが中心で、そこに桑田の歌うショットが適宜挿入される構成。 ただ、問題となりそうなシーンは3ヶ所ある。 サザンのパブリックイメージとして、「エロさ」と「反体制っぽさ」が占める部分は大きいと思う(特に当時は)。 大人の猥褻をオープンにする事で淫靡さを掻き消し、また表現方法も、韻を踏んだり英語チックな発音に絡めてクールに仕立てるのがサザン流の「エロ」だと思う。 期待が大きかった分、出来がしょぼくて腰砕け。 (2005.6.18) |
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2005年3月19日、テレビ朝日系で『藤岡弘・探検シリーズ ミャンマー奥地 赤い密林縦走3000km
伝説の野人ナトゥーを追え!!』がオンエアされた。
山中を突き進む探検隊のはるか前方に、謎の黒い物体が出現! 洞窟の中には、バナナや木の根を喰い散らかした痕が!(わざわざ洞窟へテイクアウト?) 洞窟の出口には巨大ニシキヘビが!(入る時居なかったよね) ナトゥーが出没しそうなスポットに罠を仕掛け、隠しカメラ・センサーも配置。 辺りを捜索してると、突然巨大な岩石が隊員を襲う!(すげー唐突) 次はより本格的な罠を仕掛ける。 「うおおーー」「がるるーー」 檻が今にも破壊されそうだ! 翌朝、檻へ行くと、中はもぬけの殻(とほほ) すると落とし穴センサーが反応! その後、生物反応は一切無く(あれほどセンサー鳴りまくってたのに)、探検隊は日本へ帰国する事に。
(2005.3.19) |