メイキング・オブ・

記念すべき初3DCGアニメーション作品。

LightWaveで9つのカットを作ったのち、Adobe Premire 6.5で編集。 アンチエリアシングは"最高(エンハンス)"。
これから各カットごとに解説していきますが、カット1つあたり5秒(150フレーム)前後。

カット1〜6はレンダリングに1時間以上かかりました。特に被写界震度を入れると負荷がかかります…。

*** STORY ***
今日は超絶人気歌手・くまこチャンのショウがある。
かわいくて、歌も上手なくまこチャンはみんなの憧れだ。
そんなくまこチャンのフアンの中の一匹、
最前列のど真ん中に居座って、くまこチャンの出番を心待ちにしているオスぐま。
そしていよいよ、くまこチャン登場。
くまこチャンのキュートで愛くるしい容姿に、心奪われるオス。
くまこチャンの笑顔と美声に酔いしれるオス、
そこは、もう、2匹の世界。



カット1

LEFT:     
OPシーン。10匹の蠢くくまちゃんズ。前列真ん中に主人公のオスぐまがいます。
RIGHT:     
Layout上で見た舞台オブジェクトの全体図。割とこじんまり集まってますw モーションつけて動かすとなると、大人数は大変ですね。
テクスチャは写真を適当に貼ってます。なのでアーチ周りはかなり雑になってます。メイキング見せるなら、本当は見えないとこまでこだわってみたいんですけどね。



カット2

カメラ右から左へとPANした後中央へ移動。背景に写真テクスチャ使用。

照明がおちた瞬間にみんなぴたりと動きが止まります。
このとき照明の明るさは「0」ですが、陰影がつぶれてフラットな感じになりました。

くまチャンズには1匹1匹違う動きをあたえています。
右にいるくまチャンはムービーで見ると手をパタパタと動かしていて、変なかんじw





カット3

くまこチャンの登場。目のあたり見ると、線光源なのが分かりやすいライティングです。

普通に手足を回転で振り子のように動かしてるだけだと「歩いてる」というよりも「滑ってる」動きなってしまい、単純なだけに難しいアニメーションです。







「はっ…。///」

カット4

息を呑むオス。こういう一瞬の動きも重要な要素。







カット5

LEFT:
0フレーム目。マイクを持つくまこ。被写界震度です。
このほんの一瞬のボケのために、レンダリング時間大幅に増大。完成ムービーでは画面荒れてるから効果が分からなくて涙目。

RIGHT:     
30フレーム目。歌いだすくまこ。被写界震度の開放F値は大きく、焦点の合うように。



カット6

オスの目に映る、スウィングしながら歌うくまこ。

本当はこのシーンで目にきらきらと光沢を与えたかったのですが、うまくいきませんでした。分割数が少ないのでカクカクの目です。

のっそのっそとからだを揺らす様は、まさに、熊。

シーン1の舞台のアーチ型天井は天井部まで映りこむこのシーンのため急遽増築したもの。





近い近い。 体浮いてます。





カット7・8

満面の笑みを見せるくまこ、バラに埋もれるオス。
画像はバラ合成前。







カット9

もう2匹の世界。被写界震度は入れてますが、背景無しでレンダリングしたので、3分ほどで終了。
もう段差とかカンケーないですからね(笑)

LEFT:     
0フレーム目。
RIGHT:     
60フレーム目。





仕上げ

完成に向けて最後の編集作業。

各カットのムービーをPremire上に持ってきてひとつにまとめる。カット7・8にIllustratorのシンボルにあったバラをアルファで合成、テラ乙女w
冒頭とエンドロールをくっつければ完成です。

※当初はSound Forge 8.0を使用して編集した音声をつけようとしていました(画像右側がその編集画面)。
結局諸事情によりカットしました。

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