シリーズ構成

第一シーズン(13)

 

第一話「なんと魔法少女!」

偶然、この世ならざる世界の羽根を拾った事から、不思議なパワーで魔法少女への変身ができるようになったつばさ。時を同じくして身の回りで次々と怪事件が!

 

第二話「ライバル登場?!」

続く怪事件の陰に見え隠れする謎の少女!ついにつばさと相見えるそのとき、少女も意外なパワーを発揮する!

 

第三話「ピクニック大逆転!

親友のくるめ、憧れのおにいさんマサキと、公園にピクニックにきたつばさ。憧れのマサキに手作りのお弁当を持ってきたつばさだったが、そのお弁当が何者かに盗まれた!

 

第四話「とどけ!心のメッセージ」

つばさのクラスメイト、由紀が、学校にこなくなってしまった!心配したつばさは由紀の家に行くが、彼女は引きこもって出て来ない。どうやら告白した男の子にふられてしまったことが原因らしいのだが…つばさが変身して由紀の恋の手助けをしようとするが、由紀の悲しみを利用した謎の少女がまたも暗躍する!

 

第五話「わたしがアイドル?!」

ライバル少女の繰り出すモンスターに襲われている青年をつばさが変身して助け出す。しかしそれを見た青年がつばさに一目惚れ!勝手に「つばさちゃんファンクラブ」を作りつばさの追っかけになってしまう。戸惑いつつもまんざらでもないつばさだったが、徐々に「ファンクラブ」の行動が鬱陶しくなってしまう。そんなとき、モンスターが現れた!

 

第六話「ファイナル・ステージ」

マサキは高等部で演劇部に入っている。しかし現在の部員数はマサキひとり。今月開かれる新入生歓迎会で、三年生のマサキは引退と新入生獲得をかけて、たった一人でステージに立つ決意をする。そんなマサキにぜひとも成功を収めて欲しいつばさは、魔法の力で何とかできないかと考えるしかしマサキは、変身したつばさの魔法の手伝いを「そんなことしなくていい!」と一蹴する。自分の力に苦悩するつばさ。そして迎えた歓迎会当日、学校に向かうマサキの前にモンスターが!

 

第七話「しのびよる陰」

連休に、親友であるくるめがつばさの家に泊まりにきた。一日を楽しく過ごし、寝床に就いたとき、ふとしたことから好きな人の話になる。そこでくるめの口から出た名前は、なんとマサキだった!自分の思いがあるがゆえに、複雑な気持ちのつばさ。しかし口では「がんばってね」などと応援する言葉をはいてしまう。素直に喜ぶくるめに対して、葛藤に苛まれるつばさ。そして現れる謎の少女。少女が召還したモンスターは、なんとつばさ自身の心から生まれたものだった!

 

第八話「てのひらの光」

自分の心が生み出したモンスターをなんとか撃退するも、つばさは自分が都合のいい人間なのではないか、と苦悩する。何気ないいつもの日々が、つばさを苦しめる。そんなつばさを心配するくるめだが、ついついくるめに辛く当たってしまうつばさ。そして、ついにつばさの通う学校にまでモンスター出現、破壊の限りを尽くす!部室に紛れ込んだ子猫を助けようとしたマサキは逃げ遅れてしまい、モンスターの脅威がマサキに迫る!

そのとき、くるめが危険も顧みずマサキのもとに走った!その姿にくるめの「本気」をみたつばさは、迷いを振り払って変身!二人を助ける。

騒動のあと、壊れて瓦礫になった無人の校舎で、つばさはくるめに「私も、マサキにいちゃんがすきなんだ」と正直に言う。自分の心の負の部分もすべて、くるめに打ち明けるつばさ。

しかし意外にもくるめは、つばさの想いにも気付いていたのだ。すべてのしがらみが取れて、改めて「恋のライバル」宣言を取り交わした二人には、いままでとはちがう友情が芽生えていた。

 

第九話「つばさ天才計画!」

中間試験も近いというのに、度々現れるモンスターのせいでまったく勉強に手のつかないつばさ。そこで頭のいいくるめに家庭教師を頼む。しかし、全校生徒の「テストなんてやりたくねーよ」パワーが集積され、モンスターを生み出してしまう!勉学の権化たるモンスターはそのト○ビアの泉な英知を駆使してつばさを苦しめる。ここは、知識で対抗するしかない!戦うつばさの猛勉強が始まった!

 

第十話「謎の少女、その正体!」

自分と、そしてくるめとの友情に自信を持つようになり、より一層の活躍を見せるつばさ。執拗に攻撃を重ねてくる謎の少女に肉迫し、再び相見えるつばさ!激しい戦いの中、ついに敗れた謎の少女が、その変身を解く…特殊装甲が解かれた中からでてきたのは、なんとつばさの親友のくるめだった!しかし変身が解かれた後も、何かに乗り移られたかのように攻撃をしかけてくるくるめに衝撃を隠せないつばさ。そのままくるめはいずこかへと去ってゆく…

悲しみと衝撃に打ちひしがれたつばさは、自分の力、そして今までの戦いに疑問をもち始める。

 

第十一話「こわれた魔法」

街で暴れ出すモンスター。いつもならつばさは変身して即座に戦うが、今回つばさはなかなか現れない。くるめが黒幕だった事が信じられず、モンスターが暴れているうちに必死にくるめを探すつばさ。しかしどこにもくるめの姿は無く、モンスターの傍らにはあの少女…変身したくるめがいたのだった。「くるめちゃん、もうやめてよ!なんでこんなことを!」くるめの目の前で変身するつばさ。自分が戦ってきた魔法少女の正体に、くるめもまた衝撃を受ける。…しかし!なぜか高らかに笑い始めるくるめ。「…フフっ。なぜこんなことをするかって?それはね、つばさちゃん…」くるめの口から語りだされる真実。それは、いつもそばにいて自分を引っ張ってくれたつばさに対する羨望、嫉妬、その他のあらゆる負の感情だった。今のくるめは、変身した装置によって負の感情にオーバードライブが掛かっている。くるめの中に存在した、くるめ自身でも気付かないようなつばさへの「憎しみ」が、たまりにたまってくるめの暴走を引き起こしていたのである。そしてくるめの用意した最強のモンスター、それはくるめの「想い」の強さを利用してマサキに取り付いた機械が変異したモンスターであった!モンスターは形を変え、アーマーに身を包んだ素顔のマサキになった…!

 

第十二話「おしまいの日」

圧倒的な力で変身したマサキに叩きのめされるつばさ。苦戦の果てに、マサキを「倒して」しまうつばさ。しかし受けたダメージが大きすぎて、変身が解除されてしまう!もとにもどったつばさに対し、くるめは自ら変身を解き(それでもくるめに取り付いている「機械」の核部分はとれてない)、つばさをガチで殴りはじめる。マサキを操り、捨て駒()にしたことへの怒りから、つばさもまたくるめを相手に本気で殴り返す。

二人が戦っているうちに、マサキが復活をとげる。それを見計らったボロボロのくるめは、再び変身(このとき初めて変身シーン)!絶望のつばさ。もう勝てない!しかし、マサキの振り下ろした拳はくるめを直撃した!さっきの戦いで命令系統がこわれたマサキを操る「機械」が暴走をはじめたのだ!くるめに容赦なく襲いかかるマサキ。その矛先はつばさにも向いた!

 

第十三話「想いの、ちから」

マサキの暴走はとどまるところを知らず、戦闘不能に落ちいったくるめを必死にかばいながら逃げ回るつばさ。そこでくるめが口にした言葉。たしかに自分の中にあった負の感情、しかし、それ以上のつばさへの友情がくるめにはあったのだ。徐々に己を取り戻していくくるめ。しかし、くるめの憎しみを増加させている「機械」が、さらに強力な電波でくるめを苦しめる!つばさは残った魔法力で、その機械を破壊する!しかし、これで完全に変身は不能になってしまった。

しかし、つばさはマサキの暴走を止め、マサキを救い出す決意をする。焦土と化した街に、変身していないつばさが立ち上がる。「変身なんてしなくても、なにより強い魔法があるんだ!あたしや…くるめちゃんの、心の中に!」

つばさの中にあった「人としての」エネルギーが放出され、そのエネルギー=「想い」を、くるめのスーツが増幅して、二人は光に包まれ、つばさはもう一度、変身した!

つばさとくるめ、想いを一つにした二人の少女が、マサキに最終・最大の浄化エネルギーを注ぎ込む!その力は、マサキを正気に戻すのみならず、壊れた街すらも包み込んで元通りにしてしまった!力尽きて眠っているつばさとくるめ、その手は硬く握られていた。

…数ヵ月後。

街では、数々の問題を不思議な力で解決する、「二人の」少女の話題で持ちきりだった。

今日も魔法とテクノロジ―で、つばさとくるめは街を駆け巡る!

 

 

劇場版もしくはテレビスペシャル(拡大90分枠)

TSUBASA THE MAGICAL / Final Shoot(仮題)

舞台はテレビシリーズ最終回より一年後。つばさとくるめは受験生。近頃は変身もせずに志望校目指してひたすら勉強の日々だった。しかし、世の悪者はそんな都合はお構いなし。

今度の敵は…

いつまでも若くありたい…そんな願いをこめて自らの肉体に改造手術を施し、「永遠の17歳」として君臨し続けるアイドル(実年齢29)「宝蔵院玲子」が、突如として人類に反旗を翻し、自ら若さの象徴であるセーラー服を着込み世界征服に乗り出す。自らを「セイラー服美少女戦士」と名乗り「Sweet SevenTeen」なる組織を作り上げ、世の男ドモを魅了する!

我らがお兄ちゃん、マサキも例外なくSSTの魔力に染まり、誘拐され玲子の逆ハーレム計画要員にされてしまった!マサキをたすけるため、つばさとくるめは再び変身する!

迎え撃つはSST最強(最萌)部隊、「三華仙隊」の璃音(りおん)・詩音(しおん)・禰音(ねおん)

ちなみに、りおんは「控えめなめがねッ子」・しおんは「甘えん坊のだぼだぼパジャマッ子」・ねおんは「男の子みたいな女の子」だそうです(エグゼクティブプロデューサー・設定)

三華仙隊との激しいバトルに続き、クライマックスでは玲子自らが操る巨大ロボット「お姉さま零式」が現れる!

魔法少女史上最大のスケールで描く(ハッタリ)衝撃の劇場版。

 

ただいま第二クール以降の展開を考え中。

 

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