登場人物
神谷 ジュン(18) …高校生。小学生の頃ある事件に巻き込まれ両親は失踪、双子の兄は施設に預けられ、自身は親戚の家に引き取られる。唯一の肉親である兄に再会する事を心の糧に生きている。両親が失踪してから、兄のマコトはジュンの面倒を良く見ていたが、そんなしっかり者の兄に対してジュンは少なからずコンプレックスを抱いている。兄と離れ離れになって以降その気持ちはますます強くなっていく(自分ひとりじゃ何も出来ない人間なのではないかと思っている)。
樋口 シンジ(21) …元は「組織」の抱える殺し屋だったが、最愛の妹を殺され一人組織に牙を剥く男。実は殺し屋だった神谷の兄、マコトとは良きパートナーであったが、樋口の組織離反の際ぶつかりあい、結果マコトを手にかけてしまう。現在は組織に追われながらもかつての上司である入江に復讐するチャンスをうかがっている。ジュンの兄、マコトとは小学校の頃からの親友(はぶかれ者同士)。両親が死んで妹と二人で施設に預けられていた。しかしその施設は、とあるケミカル系企業の実験台のために身寄りの無い子供達を集めている所で、身体能力の高かった樋口は、強化人間プログラムの実験台になるべく(ちなみに樋口本人はその事を知らない)、成人するまでに暗殺者としての訓練を積む事になる。成人し、強化人間に改造される直前に殺し屋ギルドから離反する。その際マコトと戦った時に負傷した左腕を闇医者に改造される。普段はその左腕は使わない(パワー制御が出来ないため)。親友を倒してまで助けようとした妹を組織に殺され、怒りとともに己の無力さにも怒りと悔いを覚えている。
入江 ショウゾウ(25)…若くして「組織」の抱える殺し屋ギルドの頂点に立つ男。かつての樋口の上司。野心に燃える男で、ゆくゆくはギルドの母体である「組織」を乗っ取ろうとたくらむ策士。己の野望のためギルド内No.1の樋口を利用しようとしたが失敗、現在は後処理として樋口抹殺を計画している。
白狼(?) …入江に影のように付きまとう腹心の部下。そのコードネーム以外詳しい事はだれにも知られていない。その実力は計り知れないものがあり、実働部隊の指揮から新人教育まで、ギルドの実務を一手に担う男。しかしその影には入江同様の野心があり、そのために己の立場を利用する男。肉体改造を施している。
サイクロナス …ギルドの誇る殺し屋の精鋭部隊。それぞれ全く違う個性をもった殺し屋があつまっている。かつて樋口、マコトもその実力を持ってこの部隊に所属していた。しかし樋口離反の際、構成員であるブレイドとエッジが死亡、マコトも死に、現在は強化手術された新たなメンバーで再構成されている。
クラック・ナックル …サイクロナスの一人。格闘戦に優れ、これといった武器を使わずに強化された拳で戦う戦士。
ダブルダウン …サイクロナスの一人。全身に大量の銃器を備えた戦士。あまり動かずに圧倒的な火力で敵を殲滅する。
ブラックウィドー …サイクロナスの一人。腕にワイヤーを装備しており、ワイヤーで敵をからめとり、短刀でトドメを刺す。通称「女郎蜘蛛」
神谷 マコト …ジュンの兄。両親失踪の折、施設に預けられ樋口と再会(この時マコトは15歳)。樋口と同じくギルドの殺し屋として育て上げられた。持ち前の運動神経と感のよさで若くして頭角を現し、樋口と共にギルド内で1,2を争う殺し屋にまで登りつめる。樋口離反の際、組織の命で相棒である樋口と戦い、絶命。
樋口 チハル …樋口の妹。彼の唯一の肉親だった。組織が絡んだ薬物テロの被害にあい治療生活を余儀なくされていたが、事件の「保険」として組織に「飼われて」いた。しかし組織を取り巻く状況の変化から危険因子とみなされ、抹殺される。
参考:登場人物の武器
樋口 …日本刀。左腕のギプス(拘束具)を外すとマッハパンチが繰り出される。ただし筋肉に負荷が掛かるため最後の必殺技。
ジュン …白狼に特訓されてるから基本的にオールマイティ。ラスト、白狼とGUN=KATAとチャンバラやります。
入江 …最終決戦ではトンファー。パワード化してからは身につけている鉄甲。(鉄で出来たコテみたいなやつ)
白狼 …二挺拳銃と刀。KillBillアニメパートに出てきた白いスーツの殺し屋からキモさを取り払った感じ。
サイクロナスは登場人物紹介のとおり。あとギルドのやられ戦闘員はみんな拳銃。
注:マコトとチハルは前作で死んでます。
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