29章
ハリーの悲しみに読むのが辛いです。私も喪失感でぼんやりしてしまいました。 ジニーがいてくれて本当に良かったです。 そして、幸い皆無事の様子。ビルが人狼に噛まれた以外は。 人狼も変身していなかたので、今後どうなるかわかりませんが、なんかこのままでは済まないようにも思い一抹の不安がよぎります。 Felix Felicisが役に立ったようです。もし、ハリーとダンブルドアが使っていたら別の結末を迎えていたかな、とも思いました。 マクゴナガル、トンクス、ルーピンなどとスネイプ先生について語るハリー。 今になってスネイプ先生を信じた事を後悔する人々。 こんなにも恨まれて・・・もし、今まだスネイプ先生がダンブルドアの任務の遂行中だとしたら?と一縷の望みにすがる私には辛いです。 それぞれが事件の様子を生々しく語り、当時のスネイプの様子が明らかになっていきます。その行動が目に浮かぶようです。何を考え行動していたのか、本人の口から語られる日はくるのでしょうか。 フラーは見直しました。彼女はビルの容姿に惚れていただけではなかったのですね。心から愛しているようでうれしいです。 そして、ずっと疑っていたトンクスの謎も解けました そうだったのか。やっぱりまんまと騙されました。全く思いもよらない展開でした。ローリングさんにまた、してやられました。 ちょっと嬉しい場面でした。ルーピンには幸せになって欲しいです。心からそう思います。 でも、スネイプ先生にも幸せになって欲しかったのに。今後を思うと暗澹たる気持ちになります。 そうか、DADAの先生だけでなく、スリザリンの寮監も同時に失ったのですね。 そして、元スリザリン寮監が都合よくいて。最初にこの可能性までは見抜けなかったです。 肖像画、まさにそれを私は期待していました。ハリーと言葉を交わしてくれるのでしょうか。 ハリーの支えや安らぎとなるのでしょうか。助言は期待できないような気もします。 Snapeの文字に以前はいちいちときめいていたのですが、今はズキンと胸が痛みます。 色々な登場人物が憎しみや恨みや軽蔑を込めて語るので。 学校のこれからも気になります。 2006.2.16 戻る |