22章

何でしょうこのタイトルは。不吉な。と、いきなりドキドキしましたが、ああ、アラゴグの埋葬ということですね。ハグリッドが3人に昨晩死んだアラゴグの埋葬を頼んできたのでした。

ダンブルドアとの個人授業は、例の記憶を手に入れるまで延期のようです。
ハリーは危機感が足りないように思い、私も少しイライラしてきました。何だかんだ心の中で言い訳をして、真剣さに欠けているように感じます。
でも、人狼に襲われた幼い子どもの話を聞いて、少しはやる気になったかな。
魔法薬学の授業は、姿現しのテストを受けられない若い生徒3人しかいませんでした。
例によってプリンスの手引きにより素晴らしい結果を得るハリー。
このままでいいのか?実力はつくのか?むしろプリンス無しでは誰よりもダメなのでは?それに、いつかばれそうで怖いです。

Slughorn先生、ハリーの声掛けも虚しく出て行ってしまいました。今度は真剣だと思ったんだけど、残念です。

ついに薬に頼る決心をしたハリー。Felix Felicisを飲んで自信満々。さあ、記憶を取りに行くぞ、と思ったら、ハグリッドの所へ行くと言っています。思わず「はあ?」と声が出る私。ロンとハーマイオニーも同様の反応でした。
でも、なんだかうまく事が運んでいき、アラゴグの埋葬にSlughorn先生も参加しました。アラゴグの毒液を採集できてごきげんのSlughorn先生、ワインで乾杯です。
ロンのことがあって以来、屋敷しもべ妖精に毒味させているようです。うーん、それはどうなんだろう?ちょっと複雑な気持ちです。
それに、ワインを飲んだらFelix Felicisの効き目はどうなる?と思っていたら、その薬のおかげでちゃんとハリーにはワインを飲まない方がいいとわかっていました。なんて便利な薬なんだ!
それよりのんびりしていて時間は大丈夫なのか、気が気ではありません。ハリー、飲んだ量が少なかったのでは?
でも、ちゃんと真の記憶を手に入れることができました。
てっきり酔わせて前後不覚になったところで、どさくさに紛れて手に入れると思ったのですが、言いくるめるというよりは説得した感じでした。薬に頼ったとは言え後味は良かったです。

2006.1.24

戻る