21章

Slughorn先生から真の記憶をどうやって手に入れるか途方に暮れるハリーは、困って魔法薬学の教科書の書き込みを調べます。ハーマイオニーにその行動を否定されてロンが助かった件を持ち出すハリー。対してハーマイオニーは1年の時のスネイプ先生の授業を持ち出します。さすがスネイプ先生!さすがハーマイオニー!

ハーマイオニーに宿題を修正してもらう際に、なんかロンが何気なく'I love you'とか言っているんですけど!ああ、軽い気持ちでいったのね、と思ったら、ハーマイオニーが頬を染めたりしてかわいい。

ドラコはたびたび「必要の部屋」にいるらしいことがドビーたちの調査でわかりました。何をしているのか探りを入れたいハリー。またもや校長の課題が後回しになりそうな気配で心配です。

久々のスネイプ先生の授業にハリーは遅刻。まだみんなが席についているわけではないのに10点引かれて納得のいかないハリー。いえ、やっぱり遅れて入ったのは事実ですよ。スネイプ先生は虎視眈々と減点のチャンスを窺っているのだから隙を見せてはいけませんね。
スネイプ先生の質問に答えたハリー、ちょっと幼稚な答え方で、ばかにされています。
助け舟を出したロンは逆に「姿現し」ができないことでばかにされてしまいました。
スネイプ先生、またしても大人げない・・・

男子トイレに現れたマートルの言う、いじめられて傷つき易い男の子がスネイプ先生と重なります。先生もトイレで泣いていたのでしょうか。いや、そんなまさか!

「姿現し」の練習のために既に17歳になっているロンとハーマイオニーはホグズミードに行ってしまいました。その間、ハリーは必要の部屋に探りを入れに行きます。そこへ現れたのがトンクス。やっぱり怪しすぎます。こんなに怪しく思うのはむしろ作者の思うつぼなのでしょうか。怪しいと思わせて実はなんでもなかったといういつものパターンでしょうか。混乱してきました。

2005.1.21

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