20章

病棟から出られたハリーとロン。再びハーマイオニーとロンは友達に戻れてよかったよかった。逆にラベンダーとロンはちょっと不和の空気が漂っています。このまま別れてしまえ、などと思ったりして。ハーマイオニーの時々見せる笑顔も気になるところです。何か余裕を感じさせます。

ダンブルドアとの授業に行くと、トレローニー先生が先客としていました。フィレンツェが気に食わない様子ですが、今後何か関係してくるのでしょうか?
さあ、授業が始まったと思ったら、前回の課題をハリーがやってこなかったのでちょっと気まずい雰囲気です。校長、自分でも入手できなかった記憶をハリーが次の授業までに入手できると本気で思ったのでしょうか。ハリーも1回チャレンジしただけだったけど。しかも思慮の足りない唐突な質問で警戒させただけだったけど。ハリーも事の重大さに少しは気付いたようです。

リドルはホグワーツの先生になりたかったのですね。しかも「闇の魔術に対する防衛術」の。スネイプ先生をいやでも思い浮かべてしまいます。でも、18歳のリドルは若すぎるからと断られました。おや、スネイプ先生だって20歳そこそこで先生になったのでは?

ある屋敷しもべ妖精の記憶に入った二人。なんとリドルが深々とお辞儀をしています!腰が低い人だったとは、驚きです。さすが目的のためには手段を選ばないスリザリン生です。

もう一つの記憶は昔のダンブルドアのものでした。校長になりたてのダンブルドアの前にリドルが現れ、再び教師として学校に戻りたいと申し出ています。ここでも私はスネイプ先生がどんなやりとりをして母校に戻ったか考えずにはいられませんでした。
最後のダンブルドアのセリフも気になるところ。この時以来、「闇の魔術に対する防衛術」の先生が1年以上続かないという。スネイプ先生、どうなってしまうのでしょう?

2005.1.15

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