2章

6巻発売前に既に明かされていた章のタイトルの1つは2章だったのですね。
今まで出てきたことがない新しい場所、工業地帯でしょうか。荒涼としたイメージです。
ナルシッサと彼女を追うべラトリックス。ベラトリックスはナルシッサの行動を阻止しようとしているようですが、これから何が起きるのか、どこへ向かっているのかは見当もつきません。
そして、ナルシッサが向かう先には、闇の帝王には信用されているがベラトリックスにとっては信用ならない人物がいる様子。まさか、それって?とドキドキしながら読み進めました。
そして目的の家のドアの隙間から見えた人物は、黒髪で、土気色の顔で、黒い目をしていました!!
ここで私はもう「彼」なのではとの思いから、「どうしようっ!!」「スネイプ先生でてくるかもっ!!」と本当に大きな声で叫んでしまいました。
先走って文を目で追ってしまわないよう、次の行を隠して読みました。実際はそんなことする必要はなかったかもしれません。たとえ次の文字が目に入ったとしても、辞書を引かないと意味わからないですから。
そして‘Severus’の文字が。心臓止まるかと思いました。さすがに辞書引かなくてもわかります。
「どうしようっ!!主人公より先に登場しちゃったよ。これって不吉なことなのでは?」とのメールを既に6巻を読み終わっている2人の方に出してしまいました。
ここから先は早く読みたい気持ちと、じっくり読みたい気持ちのせめぎ合いでした。
本でぎっしり埋められた壁、その本は黒や茶色の皮で装丁されています。6巻の表紙の本はここの本かと思いました。
そしてワームテール登場です。ワームテールと繋がっていたんですね。
ベラトリックスは私が聞きたいことを次々にスネイプ先生に聞いてくれました。
ああ、もうこの状況怖い。怖すぎるっ。「死なないで」と思いながら読みました。
でも、ワインを飲んだり、ナルシッサの手をとり見つめたり、と大人なスネイプ先生を拝見できて満足です。

2005.7.25

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