10章

混血のプリンスって、まさかスネイプ先生じゃないでしょうね?という考えがこの章が始まるとすぐに浮かびました。私はハグリッドではないかと思っていたのですが、魔法薬の本にこんな適切な書き込みができるとは思えません。スネイプ先生なら書きそうな内容ですが、純血のようだし。いったい誰なんでしょう、混血のプリンスって。

校長との課外授業に行ったハリー。スネイプ先生の居残りは無視?と思ったら、校長がちゃんと手はずを整えていてくれて来週に延期になっていました。とても楽しみです。
校長とは何をやるのかと思ったら、ペンシーブに入る様子。既に亡くなった人の記憶を残すことができるのですね。これで色々な可能性が出てきたと思いました。もし、スネイプ先生が死ぬようなことがあったら(汗)、記憶の一部だけでも残しておいてくれないかな、などと妄想が広がるばかりでした。

ハリーとダンブルドアが行った先には雑木林がありました。これがUS版6巻の表紙か、と思い当たります。
それよりリトルハングルトンって、リドルの館のあったところでは?ハリー、何か墓地のことなど4巻での体験を語るかと思いましたが、言及なしでした。

新しい登場人物は誰かリドルに関係のある人なのかと思ったら、パーセルマウスです。ますます怪しい。特にこの娘、と怪しんでいたらやっぱり。校長の語ったリドルの両親の話は、リドルが2巻で語った内容と微妙にずれがあるように思いました。

しかし、巻が進むにしたがって内容が子ども向きでなくなる傾向がますますはっきりしてきたと思いました。

2005.10.17

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