8章

いよいよ、結婚式当日です。なんか、7巻始まってから、一日が長い・・・

やっぱり私はルーピンが気になります。一体どうしたんだろう?不安になってきます。杞憂に終わりますように。(あ、でも6巻のトンクスでもそう思わされたのでした)

ポリジュースで変装していても、ルーナにはわかる様子。さすが、見えないものが見える子です。とすると、やっぱりスネイプ先生、ジョージのハリーを見抜いていたかも、と思考はどうしても逸れてしまいます。過大評価しすぎかもしれませんが、何でもお見通しなイメージです。

ミュリエル伯母さん、イメージとまるで違いました。6巻でジニーがロンに、ミュリエルおばさんのキスを、ロンが貰った『最高のキス』、などと言っていたので、きれいなおばさんを想像していました。美しいティアラを持っているというし。ただ、モリーの大叔母、というのが気になっていて、もしかしてイメージの逆?とは思っていましたが。

結婚式の描写があまりに美しく平和なのが、かえって恐ろしいです。このまま無事に式を終えられるのか。そして、その後に待ち受けるハリーの運命も思わずにいられません。このまま淡々とお話が進むはずが無いからです。
結婚式は、普通の人の人生では一大イベントのはず。これこそが、普通の人の非日常です。それに比べ、ハリーの非日常は度を越して過酷なのではないか?ハリーにこんな幸せで平和な時間が訪れるよう、願いました。もちろんスネイプ先生にも。

あー、なんだかグリンデルバルドの名まで出てきて、話がややこしくなりそう。今まで名前の登場したもの全てが総出演しそうな勢いだと思いました。

ミュリエルおばさん、見た目だけでなく、人格までイメージと異なりました。こんなに意地悪でスキャンダル好きな人物が、ロンの親族の中にいたとは。どんどん、ダンブルドアの人物像が歪められ、私も混乱します。鵜呑みになんかするもんか!
でも、その話の中にも部分的に真実が混じっているのではないかと思いました。
例えば、アバーフォースがダンブルドアの顔を殴った、ということ。理由はなんであれ、事実なのではないかと思います。あの曲がった鼻は、確かに後天的なものではないかと疑っていたので。
ダンブルドアがゴドリックの谷に住んでいた、というのも驚きました。そして、謎は深まるばかりです。最終章までに、謎は全て解き明かされるのか、心配になるくらいです。

そしてやはり、無事には終わらなかった…大臣、昨日ハリーと会ったばかりなのに…
最後の一文のTheyにスネイプ先生が含まれているのかどうかが気になってしかたありません。

2007.9.18

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