30章

この章、冷静さに欠ける口語体が多いです。心の叫びをそのまま残しました。

どうしよう!?タイトルが大変!スネイプ先生のフルネームが入ってる!
でも、sackingって何? sackの意味を慌てて調べました。結構いっぱいある・・・
「袋に入れる」「クビにする」「負かす」「利益を得る」「略奪する」等々
クビにする、負かす、略奪する、あたりが怪しいです。ハリーの侵入を許したことでヴォルデモートからクビにされるのでしょうか?
動揺が激しくて呼吸を乱しながら読み始めました。

召集してしまったけれど、アレクトはルーナが麻痺させてくれてとりあえずハリーは動けそう。と思ったら、今度はアミカス?でも入れません。そして、マクゴナガル先生もやってきました。
アミカスがマクゴナガル先生につばを吐いたら、ハリーがキレました。まったくハラハラさせられます。マクゴナガル先生も意外と容赦ないです。服従の呪文も使って。
皆で一丸になって城を守る方向に進みそうです。鼻息の荒い毅然としたマクゴナガル先生の姿を思い浮かべました。

あー!スネイプ先生出たー!低い声がかっこいいよー!
どうしよう、どうしよう?息が出来ない。
やっとスネイプ先生の描写があるよ〜(号泣) いつもと同じだー!
なんでいつもこれでもか、というくらいスネイプ先生の容貌を強調するんでしょう?
でも、thin faceのthin「(病気・栄養不足で)痩せた」が今回はやけに気になります。
胸が痛いです。また、スネイプ先生の目を、dead, cold lookと表していますが、そのdead(死んだような、無関心な、活気のない)に常に心を閉ざしてきたスネイプ先生の姿を思いました。
スネイプ先生、寝巻き着てないよー!きっと警戒するよう言われて寝ていないんだ。
あー!スネイプ先生の目がflittted(素早く動く、ひらひら飛ぶ)してる!
先生の動作の一つ一つが愛しいです。こんな調子でさくさく読めません。

マクゴナガル先生もなかなか辛辣な嫌味を言います。もし、スネイプ先生が向こう側に属してしなかったらと思うと、胸が張り裂けそう。

げっ!マクゴナガル先生、いきなり攻撃してる!
でも、さすがスネイプ先生は素早い防御です。
マクゴナガル先生の攻撃は続きます。短剣の群れがスネイプ先生を追う!?
でも、スネイプ先生は防御するのみ。先生、やっぱり・・・
刃物が鎧の胸に刺さってる・・・マクゴナガル先生は本当に殺す気なんだ・・・(泣)
ああ、スネイプ先生が各寮監に追われてる。マクゴナガル先生が「臆病者」って叫んでる。その言葉は言わないで!もし、先生が味方だったら・・・
だって先生、結局、鎧を飛ばしたくらいで、何の呪いもかけていかなかったもの。
でも、4対1でもスネイプ先生を倒すことはできなかったことが、誇らしいです。
学生時代だけでなく、校長になってまで4対1って、可哀想な先生。
ガラス突き破って、怪我をしていないでしょうか。それにしても、Snape-shaped hole(スネイプ型の穴?)ってあまりにギャグっぽい。とても笑えません。
せっかく会えたのに、スネイプ先生いなくなっちゃったよ〜〜

タイトルのsacking、一時は寮監たちに袋詰めされるのかとも思いました。実際危うく袋叩きに遭うところだったし。「クビにする」も、ヴォルデモートによるクビではなかったようで安堵しました。でも、逃げたスネイプ先生の今後も心配です。ご不興を買うに決まっています。ハリーは城に入ってしまったのだし。

ハリーが必要の部屋に戻ったら、もっと人が増えていました!不死鳥の騎士団のメンバーだけでなく、クィディッチの元チームメイトまで!いよいよ、終盤に向けて登場人物が勢揃い、という感があります。今まで出てきた人物、全てを登場させるつもりでしょうか?ジニーはあいにく未成年で家に追い返されそうですが。
そこに来たのはパーシーでした!家族とも和解して、良かった良かった。
ジニーもとりあえず、この部屋に留まることは許されたようです。こっそり出て行くんじゃないかという気もします。そして、ロンとハーマイオニーの不在が気になります。二人は何か思いつくものでもあったのでしょうか。

2007.11.25

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