27章

ハリー達は、ドラゴンに乗ってなんとか逃げ切り、湖に飛び込むことで降りることもできて幸いでした。しかし、この巻のハリー達は、舞台が学校を離れたせいか、いつにも増して散々な目に遭っていると思いました。

ゴブリンたちは自分たちの失態を報告するのだろうか?と訝りましたが、やはり報告しました。これで、ヴォルデモートはハリー達がホークラックスを探している可能性に気付いてしまったわけで、全く残念です。自分たちも即殺されてしまったのだし。もっとも、隠し通せるとも思えませんが。
ベラトリックスとルシウスは結局この部屋を出られたのでしょうか。生き延びたのかどうか、よくわかりませんでした。とにかくこの二人を信用したことは間違っていたと、信用することは愚かだと確信させてしまったようです。となると、今後のスネイプ先生への扱いも気になるところです。

最後のホークラックスはやはりホグワーツにあるようです。
スネイプ先生に注意を喚起するつもりのようで、本当に心配です。
ハリーは、城に入るに違いないし、そうなれば、城への侵入を許したスネイプ先生は、ヴォルデモートの逆鱗に触れるに違いありません。逆上したヴォルデモートに、ゴブリンのように何の申し開きもしない内に殺されてしまうかもしれないと思うと気が気ではありません。
でも、いよいよ舞台はホグワーツになりそうで、気持ちも高揚しています。
スネイプ先生に会える!

2007.11.18

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