2章

ハリーが登場したと思ったら、血を流している様子。一体何が起こったのかよくわからないまま読んでいくと、ダーズリー家にいるようだし、怪我も自分で負ったようでした。
あの両面鏡の欠片で。色々懐かしい品が次々にトランクから現れ、読んでいて苦しくなってきました。否応なしに最終巻を読んでいることを自覚させられました。

Elphias Dogeなる人物は、ダンブルドアの同級生でしょうか。彼によるダンブルドアの追悼記事から、ダンブルドアの家族のことが少しわかりました。アバーフォースは登場時から、何かダンブルドアとは違う雰囲気を持っていると思っていましたが、それは子どもの頃からのことだったのですね。父親の犯した罪なども意外でした。母や姉だか妹だかの死など、一気に知らされます。
でも、新聞記事長い・・・正直、読むのが大変でした。
さらに、リータ・スキータへのインタビュー記事になると、不愉快で読み難かったです。
この記事を読み続けるハリーに驚きつつ、きっとこれは読者に伝えたい重要な事柄が隠されているに違いない、と自分に言い聞かせて読みました。
ハリー同様、不快になっただけですが、闇の魔術に関する件は、もしかしたら、と勘ぐってしまいました。やはりダンブルドアは謎が多すぎます。
スネイプ先生の名も一度出てきましたが、期待虚しく、大した情報は得られませんでした。

両面鏡に一瞬変化があったように見えたのが気になります。やっと鏡の出番でしょうか。今後が楽しみです。

2007.8.29

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