12章

8月が過ぎ去り、9月になりました。もしかしたら8月中に全て事が済み、何食わぬ顔で新学期を迎えるのが7巻の展開かと思い始めていたところでしたが。

外に見張りがいるというのに、ハリーはグリモールドプレイスを出入りしていたとは!
その度マッドアイマッドアイの「セブルス・スネイプ?」という呼びかけを聞かされ、塵人形を破壊していたとは。

はわわわわ!新聞の写真の描写がスネイプ先生っぽい!!
と見ていると、新聞の見出しに度肝を抜かれました!
もう、逃亡者ではなかったのか!というか、校長先生ですか!
二度とホグワーツに戻らないと思っていたのに。
よりによって校長とは、さすがに想像してもいませんでした。
全く、ローリングさんはいつも読者を驚かせてくれます。
これで再び堂々と「スネイプ先生」と書けます(ずっと堂々と書いていたけど)
短い記事でしたが、色々な疑問が次々浮かんできました。
校長室では、肖像画のダンブルドアと話すこともあるのだろうか?
校長室で眠ることなどできるのだろうか?悪夢にうなされそう。
ジニーは兄の耳を切り落とした人物が校長になって、どう思うだろう?マクゴナガル先生や他の先生方も。
元からいた先生方はおそらく誰一人味方とはならない中で、スネイプ先生はどんな風に振舞うのだろう?新しく就任した二人の死喰い人と共に圧制を敷くのだろうか。
新学期の宴会では、どんな挨拶をしたのだろう?
ダンブルドアと違って、「掻っ込め」とは言わなかっただろうなあ。
それでも簡潔な言葉を述べたのか、長々演説したのか気になりました。この後の章で、ホグワーツの校長姿のスネイプ先生が登場することを期待しています。

やっとスネイプ先生が出てきて(新聞だけど)私は嬉しくて仕方ありません。
ああ、それにしても、去ってゆく姿にホグワーツに戻らない覚悟を思い涙したのに。
先生が二度と目にしない景色だと思って書いた、以前の文章が恥ずかしくなりました。
本当は、生徒達を守るつもりで校長になったのですよね?ダンブルドアと秘密の打ち合わせをするんですよね?と私はまだ都合よく解釈しようとしています。スネイプ先生が校長室でニヤリと笑ったまま、物語が円満に終わりを迎えるよう強く望みます。

ハリー達は魔法省の様子を探っていたようでした。そして、潜入しました。
4週間もの間収集した情報も、練られた計画も、なんだか不備がありそうで大変ハラハラしました。危険すぎる・・・そしていきなり目的の人物が目の前にいました。
上手く切り抜けられるのか心配です。
(ハリー達の魔法省潜入場面に対する感想少ない…)
(だって12章のメインはスネイプ先生校長就任のニュースだもの)

2007.9.29

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