ライン

Berkley FireLine
バークレイのファイヤーラインです。このラインの特徴はPEラインにメタルコーティングが施してあり強度が異常に高いということです。また、感度が異常に高く、僅かなアタリも見逃しません。ライン自体の滑りも良くスピニングに適していると私は感じてます。ベイトではラインが食い込む為、使い方にコツが要ります。もともと海で使用している方が多く、バスフィッシングで使用している人を見かける事がありません。通常の柔なナイロンラインではぶち抜けないバスをカヴァーから引きずり出してくれ、50UPのバスでさえラインをぶち切る事は不可能です。バスには8lbと16lbがお薦めで使用する状況で使い分ければ良いでしょう。バスとバサーを繋ぐ命綱にお金をかける事を当然と思える真のバサーにお薦めします。
YGK NITLON BAIT
私が最も使用するラインです。主に巻物系とジグロッドに併せており、安価で、癖の無い使用感が気に入っております。使用するのは12lb〜20lbで、状況によって使い分けます。価格の割りに強度も粘りもある為ラインブレイクはしません。ただ一度使用すると色抜けしてしまい、強度が落ちているような錯覚に陥ります。実際には問題ないですが、デカイ魚をぶち抜く時にメンタル面で不安になります。出来れば根ズレ対策で3回の釣行でラインの巻き替えをお薦めしますが、替えなくても詰めて使用すれば問題は無さそうです。それと20lbは少しゴワつくので釣行の2〜3日前にリールにセットして慣らしてしまいましょう。
YGK NITLON TypeU
NITLON BAITの新作です。前作に比べてラインの白濁化を抑え実強度もアップしています。もともと使い易いラインなので、今後は流通の関係で前作のモノが無くなればこちらになると思います。今後もメインで使用するラインです。嬉しいことに価格も据え置きです。
YGK NITLON PE
色々使ったPEの中では使い易いラインです。強度も高く夏場の高活性時には武器になります。主に巻物やジグ系で使用しますが、最大のメリットはヘビーカヴァーを打つ際のアタリをモノに出来ます。ナイロンではカヴァーに干渉しすぎるとアタリを取りきれない事も多い為、状況下によって使い分ける事が重要かと思います。PEの為ラインブレイクは皆無ですが、結束強度を出せないと簡単にブレイクしますので、ノットは完璧に覚えましょう。また根ズレした場合は勿体無いと思わないでザックリと詰めましょう。高価なラインですがその価値は十分にあります。
YGK NITLON SOFT
NITLON BAITのソフト版です。主に巻物で使用しますが、非常にしなやかで癖の無いのが特徴です。スプールへの馴染みも抜群で釣行前夜のセッティングでもストレスがありません。ライン自体は非常に伸びる為、バラシは少なくなりますが、フッキングが難しくなります。デカバスの硬い顎ではラインがフッキングパワーも吸収している為に、途中で追い合わせをお薦めします。価格は少し高めですが、それに見合った価値は十分あると思います。
YGK NITLON SPINNING
スピニング用のナイロンラインですが使用頻度は河口湖や桧原湖、トラウトなど、フィネスな時にしか使用しません。主にノーシンカーやダウンショット、スプリットで使用します。普段ファイヤーラインを使用している為、その強度はあまりにも頼りなくオープンウォーター以外で使用する気になりません。コレも最低1〜2回の釣行で巻き替えを行います。この手のナイロンラインで霞や牛久などでは葦に巻かれた魚は絶対取り込み不可能な為、それを手に出来る強靭なラインを使用しましょう。確実に取り込みが出来るボートでのオープンウォーター限定で使ってみては?