● 第11回 定期演奏会

日時 :  2005年3月6日(日) 14:00開演

場所 : ラディアン(二宮生涯学習センター)

曲目 : 

Joseph Haydn  (1732-1809)  (Roman Hoffstetter (1724-1815))  String Quartet No.17 F-Dur

  1. Presto
  2. Andante Cantabile (Die sogen. Serenade)
  3. Menuette
  4. Scherzando

〜〜〜

  1. Vivace - Grave. Arcate, sostenuto e come sta
  2. Allegro
  3. Adagio - Allegro - Adagio
  4. Vivace
  5. Allegro
  6. Largo. Pastorale ad libitum

  * Cembalo 玉利 美哉子

Antonio Vivaldi (1680-1743)  Concerto Grosso fur zwei violinen mit streichorchester a-moll, OP.3 No.8

  1. Allegro
  2. Larghetto e spritoso
  3. Allegro

  * Cembalo 玉利 美哉子

Johan Sebastian Bach (1685-1750)  CembaloKonzert E-Dur, BWV1053

  1. Allegro
  2. Siciliano
  3. Allegro

  * Cembalo 玉利 美哉子

〜 休憩 〜

 

Edvard Grieg   (1843-1907)  Suite im alten Style (Aus Horbelg's Zeit), Op.40

  1. Praelude
  2. Sarabande
  3. Gavotte
  4. Air
  5. Rigaudon

 

利 美哉子 -- Cembalo

東京都出身。5歳からリードオルガンでスタートし、都立大泉高校、武蔵野音大器楽科ピアノ専攻卒業。ピアノを外山準、富山紀美子、(故)J.J.バルビエの各氏に、和声・対位法を楠木貢氏、指揮法を黒岩英臣氏に師事。高校時代からアンサンブルピアニストとして活躍し、池上敏氏、(故)山口誠一氏、他から多大な音楽的影響を受けた。大学在学中に、グスタフ・レオンハルトに師事してオランダから帰国直後の(故)鍋島元子氏を新聞広告で知り、チェンバロの演奏法と、バロック以前の鍵盤音楽様式を学ぶ。また、(故)池宮英才氏から宗教合奏曲の伴奏・指揮を学び、「マタイ受難曲」や「メサイヤ」などのアンサンブルチェンバリストとして参加。

尚美高等音楽院講師などを経た後、'87年に東京を去り、伊勢原の地に<シード音楽工房>を設立。チェンバロ製作家、ピアノ修復家の夫君とともに、音楽の種蒔き活動を開始。自宅のピアノサロンでの「シード・あとりえコンサート」を始めとし、図書館や、文化会館のホワイエ、リハビリ施設やお寺の本堂、山小屋....などなど公的ホールの高いステージからでは無く、聴衆ともっと身近に接することのできる親しみやすいコンサートを数多く開拓。その姿勢が好評を得て、NHK・TVやラジオ等で、全国に広く紹介された。

91年に、 オーストリー生まれのピアノの巨匠イョルク・デームス氏と出会い、以来、氏の類稀なる音楽的感性と、説得力あるピアノ教育法から多くを学びつづけている。ザルツブルク郊外の山中にたたずむデームス氏の館にて開催されるピアノ・ゼミナールにも参加し、来日のたびに同氏からウィーンの薫り高い音楽的薫陶を受け、自らの教育活動に役立たせている。

シード音楽工房主宰。厚木楽器チェンバロ教室講師。日本ピアノ指導者連盟会員。伊勢原市音楽家協会会員。