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2004.11.03 (水) 晴れ 
今日は文化の日。
幾つかの祝日が月曜日になる変動制に切り替えられたが、この文化の日は3日のままだ。
私個人として、この文化の日は記念日なために、そのまま祝日なのは嬉しい。
何の記念日かというと、結婚記念日、そして長女の誕生日だ。
早いもので、もう結婚17年が経ち、18年目に入った。
色々なことがあったが、神様の助けによって二人元気に生きている。
結婚4年後に長女が生まれたが、何の因果か結婚記念日に生まれたので、
それ以来結婚記念日は長女の誕生日に食われている。
みんな元気でいられる、平凡なことだが、とても幸せなことだと思う。

私はこの11月から、新しい挑戦を始めた。
四十の手習いで、「二胡」を始めた。
実は家族からの誕生日プレゼントとして買ってもらったのだ。
今まで、ギター、ベース、ドラムス、エレクトーンなどなど、色々な楽器をやってきたが、
弦を弓で弾く「擦弦楽器」は全くの初めて。触ることさえ今までに無かった。
二胡と入門テキストDVDを買い、まずは箱の蓋を開け、二胡を取り出す。
弓は白馬の尻尾で出来ている。そのままでは弦を擦っても音が出ない。
松脂(マツヤニ)を塗らなければならないが、塗り方が分からない。
DVDを見たが、どうも上手く塗れない。カチカチの松脂をどうやって塗るんだ?
もっと柔らかいものだと思っていたので、最初から躓いた。
暖めるのか?それとも削るのか? 色々考えた末、インターネットで調べることにした。
なるほど、弓との摩擦熱で塗られるのか。
塗り方が分かり、第一関門は突破した。松脂を塗られた弓は、今までとは嘘のように音を出すようになった。
調弦もし、いよいよ弦を指で押さえて音を出す。
これからが一番難しいところだ。二胡は音程を示す印やフレットなどが全くない。
バイオリンと同じ「フレットレス」の楽器なのだ。全て指の開きや手の位置を調整して、
正確な音程をとらなければならない。初めから上手くできるなどとは全く思っていないので、
のんびりやることにした。まあ、3年くらいである程度弾けるようになれば良いと思っている。
とりあえず、毎日二胡に触ろう。
中学の時、初めてギターを買った時の自分に戻って、また新しい楽器に挑戦する。
長女もギターをやり始め、段々とコードが弾けるようになってきた。
さあ、私と長女、どちらが先に上達するか、これからが楽しみだ。
何歳になっても私のバイタリティは変わらない。