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2004.02.19 (木) 晴れ 
今日は雨水だ。
「雨水」をすんなり「うすい」と読み、意味が分かる人は、結構知ってるな!と思う。
これは「あまみず」では無く、24節気の一つで「うすい」と読む。
少しずつ暖かくなり、空から降ってくるものが雪から雨に変わる。そして積もった雪や氷が
溶け始めるという意味がある。
この雨水の頃に春一番が吹く。南の地方ではうぐいすの声も聞こえ始める頃だそうだ。
確かにこの一週間、暖かい日が続いている。寒の戻りはあるが、それでも寒の内よりより
だいぶ暖かくなった。

暦は私たちの生活に季節感を与えてくれる。
私は日々の暮らしの中で、「ああ、もう雨水なんだな、もうすぐ啓蟄だ」などと、
暦から季節を感じるのが好きだ。
農耕民族だった日本人が、その風土、気候を生活の中に取り入れ、季節と一体化した文化を
作り出した。昔の人にとって、季節は生活そのものだったのだ。
現代は一年中、変わらぬ生活パターンで生きている。何時に家を出て、何時に会社に行き、
何時に仕事が終わって、何時に家に帰る。暑かろうと寒かろうと、同じ毎日が繰り返される。
そんな中で、この日本にある素晴らしい「季節の移ろい」を感じ、日本人として、ゆっくりとくつろぎ、
あるいは立ち止まって道ばたの花をながめてみるのもいい。
現代だからこそ、そんなひとときが必要ではないかと思う。

話は変わって、今日の午後、花粉症対策のために病院へ行って来た。
毎年1、2度行く病院だが、今日行ってみると、処置をしてくれる看護婦さんが若かった。
かなり可愛い子で、内心「ラッキー」だった。
こんな可愛い子なら、もっと頻繁に病院に通ってもいいかな、、、なんて事は思わない。
思わないかも知れない。鼻の下はかなり長くなっていたかも。 
いや、そんなことは、、、無いとは言えないのがつらい。
とにかく、今日は雨水だ。