木遣り

花の大江戸の火消したち(とび職)が仕事唄として歌いつづけてきたのが、江戸木遣り唄です。江戸から東京に歌い継がれた民謡といえるでしょう。木遣りとは木を移す(遣る)、気を入れる(やる)といった意味です。金町常盤會では金町三和会の指導により、浅草流木遣りを歌っています。木遣りは神輿を上げるとき、宮入した後や結婚式などの目出たいときに歌います。(お葬式等で歌われる唄もあります。)

 

真鶴

呼び イョォー オー ォォ オォーィ ヤァルヨー

受け エー エェー ィヨォー オォー

ここで手締めをして終わることが多い。 結婚式などでは続けて手古を歌う。

手古

呼び オー イヤー アー ァァレテ

受け テーコーセー ィエーエェェ ホォーォォ イヤァーァァーネェー

呼び エーェェ ィヨォォーオー ォォー ォォ ゴクゥロォー

受け ハーコーレーハーセー ィエーエェェ ホォーォォ イヤァーァァーネェー

呼び エーェェ ィヨォォーオー ォォー ォォ メデェータァー

受け コーレーハーセー ィエーエェェ ホォーォォ イヤァーァァーネェー

呼び エーェェ ィヨォォーオー ォォー ォォ シメェーロォー

受け コーレーハーセー ィエーエェェ ホォーォォ イヤァーァァーネェー