Rickenbacker620BG ‐ Annyジョンお気に入り!

■ビートルズと620
ビートルズはこのギターを弾きませんでした。ジョージはこれに近い425というギターを63年にTVショーで一度だけ弾いてました。ポールは同じコンセプトで開発された4001ベースを、ビートルズ中期から70年代にかけて愛用していました。ビートルズが好きというミュージシャンには以外と愛用されていて、トム・ペティ(660/12)とか、ラトルズ(610)も使用していました。

■特徴
このギターのデビューは何とビートルズと同じ1962年!リッケンバッカーが凄いのは、デザインに古さを感じさせないところですネ。リッケン独特のサウンドと手作りの肌触りも魅力です。
デザイン上の特徴は「波型カッタウエイ」。ツノの形状の事です。ボディの構造はスルーネック構造。つまり、ネック、ヘッド、ボディ中央部が1本の木材で作られていて(スルーしている)それをボディ両側の木材でサンドイッチしているのです。ボディは325より小さくて薄く、ネックは330と同じです。ボディが一枚板なので325より重いです。


■出会い
最初に楽器屋サンで飾られているこのギターを見た時、前から雑誌で限定カラーが出たのを知っていたので「ああ、これかア・・」。何となくですが、このギターが私を見ている気がして・・。気がついたら買ってました。

■音
ジョンの愛用していた325や、ジョージの360とは全く違う音。325は「ボボン!」360は「パリン!」620は「ブリン!」。エッ?解らない??じゃ、3本買ってください!?

(注)こういった音を言葉で表現する会話は、楽譜の読めないアニー・ボールでは日常的で、例えばファミレス等での打ち合わせにおいてもこの手法が多用されているため、周囲の客を驚愕させている。「あそこは、ジャーンじゃなくて、ン、ジャーンだよ」「違うぞ。ン、ジャーン、ッ。トコトンだろ?」「・・・・・」


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