Rickenbacker325MG − ジョンとドイツと325 

  ■ビートルズと325MG
ジョンが「20歳のお祝いに自分へプレゼントした」最初のリッケンバッカー。
ジョンは後にこのギターについて「僕にとって最初のまともなギターだった。
当時の僕にとっては途方も無い値段で、ローンで買った」と言っています。
このギターは、リバプールで世間から「はみ出し者」扱いされた男が、
同様に異端児だった友達と音楽で世界制覇を果たすにあたって自ら選択したギターです。
人を傷付ける代わりに感動を与える事ができる彼の武器です。 
今もジョン・レノン・ミュージアムに実在します。

■特徴
ジョンは購入してから改造ばかりしていたのですが、購入時点では写真のTVノブ(昔のTVについていた
チャンネル切り替えSWに似ているので、こう呼ばれている)が付いていました。
アームユニットはコフマンでしたが、弾きにくかったようで、すぐに写真のビグスビーへ交換されました。

■出会い
随分前に購入した日本製のギターを、ジョンのように改造して作ったギターです。
塗装を剥がして磨き上げるまで丸2日かかった為、有休消化に貢献しました。
そもそも塗装を剥がしたきっかけは、AnnyBallの練習中にリンゴ竹井のスティックが宙を舞い(このバチ投げは、
今でもある種パフォーマンスとして比較的ライブで容易に確認できる)あろうことか、当時黒かったこのギターに接触したのです。
そして塗装がめり込んで。。。翌日から塗装剥がしが開始されました。
ボディは国産でパーツはリッケンバッカー純正品。

■音
大変下品な音がします。
ある意味、ハンブルグです。


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