ジョンの魂「epiphone casino」

  ■ビートルズとカジノ
ポールがビートルズに持ちこんだギター。後にジョンとジョージも愛用しています。
ポールは何故エピフォンを選んだのかなア。アコギも彼はエピフォンを選んでいます。

■特徴
ジョンは1965年製カジノで、ヘッドの形状が細いタイプです。ボディが空洞なので軽いです。
 エピフォンは遠い昔、名門ギター製作メーカーでしたが、経営が厳しくなりギブソンに吸収されてしまいました。
その後もエピフォンの名前は残されて、カジノやリビエラなどのオリジナル製品が発表されました。
面白いことに、ヘッドやピックガードの色を変えて、ギブソンも別モデルとして発表しており、
カジノはギブソンからES-330として発表されています。どっちが最初なのか、私は知りませんが。。。

■出会い
このギターの前にカジノは2本購入し、手放していました。
カジノが日本で製作され始めたのが1970年後半で、当時の製品を新品で購入したのですが、これが品質が悪かった。
ボディ周りのバインディングが剥離してきたんです。即刻プレイヤー誌の「売ります」に投稿し売却しましたが。 
あの当時で8万円しました。色がバイオリン・フィニッシュっていう特殊モデルだったので。
その後もう1本入手しましたが、これもネックが反ってしまいNG、売却しました。
そんな訳であまり良い思い出はありませんでしたが、
それから10年くらい経った頃、品質の良い日本製の、しかもラッカー仕上げが発表され、即飛びつきました。
でもこいつは高かったナ。。。

■音
P90ピックアップとホロー・ボディのコンビネーションにより、思いきり箱鳴りです。
エレキギターというかアコースティックっぽい感じです。
そういえばボディ製作がモリダイラ楽器(モーリス)だったかな?


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