Fender オール・ローズ・テレキャスター・モデル(Tokai製) 
   

 ■映画「LET IT BE」でジョージが弾いていた、あのシブいギター
このギター、映画「LET IT BE」でジョージが弾いてましたね。
トウイッケンナム・スタジオではポールと険悪なムードになり、いじけながら、
ルーフトップLIVEではいきいきとしながら!
このギターらしい音は「Dig A Pony」「Get Back」「Don’t Let Me Down(トレモロが効いてますね)」
「One After 909」そして「I’ve Got A Feeling」で聞けます。
あっ!「Two Of Us」でも、トーンを絞って、ベースの代わりをしていますね。

そして今、リアルタイムな新譜「LET IT BE NAKED」で、
「The Long And Winding Road」、そして「Let It Be」では、
レスリースピーカーに通した、オールローズの音がかっこいい!
フィル・スペクター版では全くといっていい程、カットされていたこのギターの音が、
ネイキッドでは生き返ったかのようです。
そういう意味に於いては、フィル・スペクターの罪は重いぞ!

■特徴
本物のオール・ローズ・テレキャスターは、
やはりオール・ローズのせいか、超重いらしい。
ところが、音はカリッツとした抜けるような音が出る。
また、重さを軽減するため、中が空洞になっているセミアコ構造であるためボデイが鳴り、
その音を拾ったフロントマイクが甘い音を出すことが出来る。
「オクトパス・ガーデン」のイントロがそれ!

■出会い
例によってヤフオクで入手したオールローズテレキャス。
しかし残念ながら本物は70万もするし、
フェンダーJAPANものは絶版で、中古市場でもめったにでない。
この前、ヤフオクチェツクしていたところ、
TOKAIブランドのこやつが偶然にも目に入った。

この前のリッケン480ギターと同様、運命的な出会いを感じ、
ヤフオク貯蓄から速攻で投資した。
状態は思ったより素晴らしく、オールローズのような光沢がある。

以前持っていた、フェンダーJAPANのウオルナット・テレキャスターはつや消し、オイル仕上げであったので、
尚一層、クリソツ感に満足。

唯一の難点は、ネックの裏に白いラインが無いことと、ボデイのエッジにも白いラインが無いこと位か。
でもそんなみみっちいことは抜きで、充分楽しめる。

このギターを抱えると、DIG A PONY、ONE AFTER 909,I’VE GOT A FEELINGを
思わず弾いてしまう!
やはり、nakedの威力のせいか!!


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