中期〜後期、そしてWINGS時代の愛機リッケンバッカー4001

 
ポールが65年頃、リッケンバッカー社からもらったソリッドタイプのベースギター。
ラバーソウルあたりから、レコーディングに使い始めた。

へフナーとは異なり、ゴリゴリした音が特徴のベースギターで、
WINGSのライヴ盤「WINGS OVER AMERICA」にその特徴ある音がよく表れている。

当初はサンバースト塗装で、日本公演にもへフナーのスペアーで持参してきた。
その後、マジカル・ミステリー・ツゥアーあたりで、その上にサイケデリック塗装を施した。
その塗装は、グレーのペイントを垂らしたような特長あるもので、
日本でもビートルズ楽器専門店「WITH」でその塗装を受注していたことがある。

更にその後、サイケ塗装を剥がし、ナチュラルにしたが、映画「LET IT BE」でもそれを見ることができる。

その際に、ダブルカッタウエイの角を丸くしたが、
ANNYBALLのポール斎藤が所有する4001も、全く同様の加工が施されている。(写真右参照)

またこのギターのネックは右利き用のものを使用しているが、
リッケンバッカーのロゴパネルは左用を使用しており、
特徴あるヘッドの仕様となっているが、
またまたポール斎藤の4001も全く同様の仕様となっている。(写真左参照)


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