市政クラブ 会派視察報告
調査項目 柏市南部クリーンセンター及びリフレッシュプラザ柏視察
目 時 2007年2月2日PM1:30〜4:30
場 所 柏市南部クリーンセンター/リフレッシュプラザ柏
出席者
柏市
環境部南部クリーンセンター副主幹 相笠様
都市緑政部公園緑政課室長 森山様
佐力木様
リフレッシュプラザ館長 佐藤様(指定管理者シンコースポ』ツ(株))
議会事務局議事係
中村様、 高野山様
我孫子市議会 市政クラブ
宮本、関谷、管(記)
◎南部クリーンセンター(第二清掃工場)
○市内の焼却場
柏市には、3つのごみ焼却場がある。(沼南町との合併により、1施設増えた。)
場所 年月 設計能力 計画処理能力 2005年度実績
北部クリーンセンター 1991.4稼動 100ton×3炉 222ton/日 142t/日
(300ton/日) (51,741ton/年)
南部クリーンセンター 2005.4稼動 125ton×2炉 175ton/日 111ton/日
(250ton/日) (40,489ton/年)
しらさぎ 57ton×3炉(16h) 99ton/日
(沼南/鎌ヶ谷) (171ton/日) (36,316ton/年)
合併前の柏市(人口36万人)のエリアだけでみても、焼却炉能力が、397トン/日 あるのに対し、
実際に焼却したごみの量は、253トン/日(約6割程度)とかなり余裕があることがわかる。
○南部クリーンセンターの用地選定
用地選定は、1993年ごろから開始、市内の空閑地、工業用途、市街化調整区域などから、侯補地を
選び、収集効率、エリアバランスなどを配慮して、市内の逆井、増尾地区を選定した。
○炉の形式
炉の形式については、1999年から、庁内に専門委員会を設置、処理方式や環境的要素、管理、技
術、経済的な要素などの視点から、検討していった。
最終的に、ストーカー炉十灰電気溶醜炉の組み合わせとなった。
ちなみに、北部クリーンセンターは、流動床式の焼却炉、ここ南部クリーンセンタ』では、ストーカー
火格子)式となっている。比較をきいてみたが、流動床式は、炉内の圧力(燃焼空気)調整が、ストー
カーに比べ難しいとのこと。
○費用
建設費用 174億3000万円
うち 国庫補助は、30%、起債が57%
※目立造船を中心としたJV
運転費用 177億7650万円
(長期責任委託事業20年間十5年間)
※目立造船が設立した運転管理委託会社
○その他
炉は、2ラインあり、焼却した際に発生した熱は、ボイラーで回収し、発電(1300KW/炉)と工場内及び、
隣接する健康増進施設で熱利用されている。
今のところ、2炉いっべんに運転されるだけのごみの量ではないため、1炉のみの運転で、それによ
る発電量1300kwは、場内の電気の約半分強程度となる。
発生した、焼却灰は電気溶融炉で溶融固化され、スラグ(2000ton/年)は、道路路盤材として、
金属部分(10ton/年)は売却され、リサイクルされている。
飛灰は、薬品処理にて固化され、市内の最終処分場で埋め立て処分されている。
施設管理は、44名(4交代)十22名(目勤)体制。
○最後に
視察に伺ったときは、ちょうど定期点検が終わったばかりで、炉を暖め、ごみを投入し始めたばかり
の日でした。
新しい、最新の設備ということもあり、外観も中もかなり立派に感じました。
見学のための施設がかなり充実しており、実際の運転オペレーターが見ているものと同じモニターを
見ることが出来たり、ごみ処理の一連の流れがわかる3Dでの映像ホールがあったり、ガラス張りの
エレベーターで内部施設を見渡すことができたりと、かなりの充実ぶりです。
なにか、科学の力でごみが「きれい」に処理されるような感になる施設でした。
柏市は、財政規模、人口規模とも、我孫子市よりはるかに大きいですが、ごみ処理場だけ見た場合、
それらの比率をはるかに上回る施設差があります。
施設だけを見ると、ごみの域内処理よりも、広域処理の方がよいのではと感じますが、我孫子市のご
み行政に対する地道な取り組みを生かしていくには、市の規模に見合った処理に取り組むべきと感じ
ました。
◎柏リフレッシュプラザ
南部クリーンセンター建設にあたり、周辺住民への配慮の意味合いから。焼却場に隣接した場所に
健康増進施設、公園施設の建設を決定した。
○柏リフレッシュ公園概要
面積5.7ha
コミュニティ施設(リフレッシュプラザ柏)、
健康運動広場、市民ガーデン、林間アスレチック、散策路、駐車場など
○リフレッシュプラザ柏概要
建築面積4036u
床面積7895u
地上3階、地下1階
3階 温浴施設、会議室、和室
2階 トレーニング室、ロッカー室
1階 温水プール、多目的ホール、調理室など
地下1階 防災備蓄倉庫
公園の全体設計、コミュニティ施設の設計・施工を「都市再生機構」に委託
↓
そうすることで、
専門1性のもった技術者のいる組織への委託ができること
国庫補助の別枠の補助が受けられる
というメリットがある。
○総事業費(土地代を除く)
総額約35億円
のうち、国庫補助27%、起債60%
○施設管理
施設は、指定管理者へ委託(5年契約)
年度ごとに事業計画書を出し、それに見合った金額(収支の差)が市から支払われる。
このエリアは、銭湯施設が数多くあり競争的には厳しいため、赤字になると想定。
そのため、収支の計画に従って、指定管理費用が支払われる。ただ、見込みとの差が発生した場
合には、その差額(プラスの場合もマイナスの場合も)は、市と師弟管理業者が按分する。
指定管理者は、施設の運営管理のほかに、自主事業(スポーツ教室など)が行うことが出来る。
運動を継続して行ってもらうために、無料のプログラム(市からの義務的なプログラム)とそれ
らを発展させた業者裁量のプログラム(自主事業)を行う。
○その他
ごみの焼却場の定期点検とリンクして、施設の余熱利用関係はすべてお休みの日で、そのため、
お風呂、プールなども中に入って見学させてもらいました・
大変りっぱな施設で、オープンして1年たっていませんが、平均すると、2万人/月の利用者が
あるようです。
また、地域の健康相談機能も持っており、週3回、保健師が派遣され、この場所で健康相談を受
けることができるようです。また、乳幼児健診を行う場所にもなっており、地域の健康福祉施設
としての機能ももっています。
以上


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