それから、全編を通じて『他人は他人(Les uns et les autres)』 という歌が歌われていて、これがテーマの核心をなしているようですが…… でも『人間がそんなに他人思いになれない』のは言わば当然の事でしょ!? ですから私なんかは、そこを精神論でどうこうしようと考えるより、 根税制のようなものを導入して『貧富格差を多数決で決める』ことが、 最善の解決策になるんじゃないかと思う分けなんですけどね。(^^;) (因みに『Les uns et les autres』は映画の原題でもあるようです。)
因みに、スペイン語では Don Juan と書いてドン・ファンと読む分けですが、 正確に言うと、この場合のJの音は実は日本語のハ行ではなくて、 フランス語などの『のどを使うR』の音が無声化したもののようですね。 それで思い出しましたが、スペイン語というのは面白い言葉で、 何か英語とフランス語の中間みたいな所があるんですよね。 地理的に見る限り、スペインは決して『イギリスとフランスの中間』 にある分けではないですから、この現象は私には奇異に思えました。