Refresh Timing

False MechanicのM’Sが、考えるRefreshのタイミング。

あくまでも私個人の考えで、人に一切押し付ける気は、ありません。ただ、参考程度に見ていただければ・・・。

<エンジン系>

ゴムホース類。

エンジンルームを覗けば、すぐに見える物はいつでも出来るが、インマニの下を通っている温水ホース。これが面倒である。すんなり見えない、手が入らない。おまけに、ひび割れていても気付かない。後で苦労するのも嫌なので、クラッチ交換ついでに温水ホース全部を交換してしまう。毎回とは言わない二回に一回ぐらいで、いいだろう。特にT4は、クラッチ交換は、エンジン降ろしが基本なのでちょうど良い。

バキュームホースは、短いしエア漏れしてても何ともないが、クランプの周りがひび割れてからで十分。何度も交換するのが面倒であれば、シリコンホースに変えてしまうのが、手っ取り早い。

意外と忘れがちなのが、燃料ホース&フィルター。他のホースに比べて、耐久性はあるがやはり劣化はしてくる。ホースの端っこの部分を良く見て、内側にひびが入りそこに埃等がべっとりとついているならば、なるべく早く交換してあげよう。フィルターは、出来ることなら3万キロぐらいで、交換してあげよう。

シリンダーヘッドカバーガスケット

よく見るのは、シリンダーヘッドの側面の滲み。所々滲んでるならば、さほど問題としないが、全周の1/4から1/3までいってるようならば、早く交換したい。また、側面には滲んでなくても、プラグホールの中に滲んでいるならば、即交換したい。プラグホールの清掃は面倒だし、熱がこもりやすくなるので、プラグとケーブルもいってしまう事がある。

マウント

早くいくのは、車両の左右方向にあるマウント。特に、右前、エンジン側にあるマウント。側面のゴムがちぎれているようでは、遅すぎる。エンジン停止状態で、マウントを真上から見たとき、前後どちらかに寄ってるならそろそろ交換かな。交換するなら、全部一緒に交換したほうがいいでしょう。どれか一つだけ交換しても他がすぐに駄目になるので。

<足回り系>

フロントサスアーム

日産マルチリンク式の持病、アッパーリンク。ジャッキアップして、サードリンクとアッパーリンクの接続部を押してガタがあるようなら要交換。NISMOの強化ブッシュも良いが、打ち替えを考えると工賃が高くつくので、ノーマル交換か社外品のショートタイプの方が良いかも。

ロワーアームのブッシュは、特に後ろ側がつぶれやすい。軸の周りに亀裂が入りだんだんと深くなっていく。ここに細いマイナスドライバーが、すっと入るようでは、要交換。前側は、ゴムが飛び出てきたら、そろそろ交換。これもやはりアームアッセンブリーでの交換があまり高くないので、お勧め。

フロントショック系

マルチリンク式のショックは、ブッシュが2つに、バンプラバー&ダストブーツ、アッパースプリングシート。ブッシュは、アッパーマウントの上下に入っていて、すぐ見えるのは上側。微量ではあるが、ヘタッてくると見える量(厚さ)が増えてくる。上にあるワッシャーと径を比べ大きいなら要交換。交換するときは、上下一緒に。強化品を入れるなら、日産マルチリンク用ならどれでも使えるので、お好きなところを。純正強化は、GT−R用。ショックをばらすついでに、バンプラバー&ダストブーツとアッパースプリングシートも変えてしまいましょう。

リヤサスアーム

パラレルリンク式は、ブッシュの数が非常に多い。左右合計12個。アームの偏り、ブッシュのひび割れがあるなら、要交換。ちぎれがあるようなら、即交換したい。アームアッセンブリーで総てのブッシュが交換できるのは、FFのみ。T4は、左右2個づつ計4個は、ナックルに圧入されている。

リヤショック系

ストラット式は、ブッシュらしいブッシュはないが、バンプラバー&ダストカバーとアッパーマウントがゴム系。ヘタリづらい物なので、タイミングは難しい。フロントショックと同時にやってしまうのが賢明か?

スタビライザー

シャシー取り付けのブッシュとサスに繋がるリンク。ブッシュのヘタリは、はみだし具合で見る。切れ目のところが完全にずれている様なら、要交換。スタビを横に引っ張って、簡単にずれるようなら交換。

 

 

 

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