2Potキャリパー改

 

ずっと、不満のブレーキをついに強化することに。フロントだけですけど。

FFに比べ、約150〜200kgも重くなっているのにもかかわらず、ブレーキのサイズは同じ。これでは、止まれない?不安が。で、サイズアップをしてしまおうって訳です。

ローターは、定番のPNW10アベニールサリューTURBOのもの。キャリパーには、ちょっと変わったところで、WGNC34ステージアRS−FOURからいただき。

車種 マスターシリンダーサイズ FRキャリパー型式 ピストンサイズ FRローターサイズ
HNP10プリメーラノーマル φ23.8mm CL25VA 57.2mm φ257×22mm
HNP10プリメーラ(M'S号) φ23.8mm CL25VC 57.2mm φ257×26mm
PNW10アベニールTURBO(ABS無) φ23.8mm CL25VD 40.4mm×2 φ280×26mm
WGNC34ステージア φ25.4mm CL28VF 42.8mm×2 φ280×28mm

結果を先に、書くとこの組み合わせは、ボルトオン取り付け不可能です。ローターにキャリパーのトルクメンバーが、がっちり当たってしまいローターが回りません。

せっかく、W10ローターのために、バックプレートの”ミミ”を全部起こしたのに。

そのまま元に戻すのも悔しいので、ちょっと加工して、ノーマルローター径(現在M11FrブレーキAssy)での、2Pot化に急遽変更。

組み合わせは、

M11ローター+M11トルクメンバー+WGNC34シリンダーボディーとなります。

←シリンダーボディー比較

左が、M11シリンダー

右が、WGNC34シリンダー

M11シリンダー装着状態

 

 

2Potシリンダー装着

WGNC34シリンダー装着状態

←ポン付け状態

囲みの部分が軽く接触していて、引きずり、渋い動きになりそうなので、少し削ります。

削り量は、0.5〜1.0mmくらい

←加工状態

ハンドグラインダーで、やればあっという間。

←加工後の組み付け状態

絶妙な隙を確保して、動きの悪さは、心配なそう。

←ホイールとの隙

シングルのときとほとんど変わらず。

   

 

○2Pot改の効きは?

マスターが、プリのノーマルでは、このシリンダーは、もろオーバーサイズの為、ロックまでのストロークは増えましたが、絶対的な効きは、この2Pot改の方がいいです。

ペダルのフルストロークを10とすると、ノーマルの時のロック位置は、7。2Pot改のロック位置は、9。

ノーマルでは、シフトダウンしてから、目いっぱい踏んで、タイヤロックしていたものが、アクセルオフ後にそのまま目いっぱい踏めば、ロックするようになった。

 

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