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2007 Aug.03

そんなわけで、おすすめCDレビューなどしてみたいと思います。
第一回目は、「Still Live /Keith Jarrett Trio」です。

ジャズというと暗い、わかりづらいという先入観を持つかもしれません。 その人の捉え方によって聴き所は違ってくると思いますが、「BGMに流れているとカッコいい」的なカジュアル感覚で良いと思います。

今回のアルバムは「カッコいい」よりは、「美しい」が当てはまっています。
ピアノの妖艶なフレージングとそれに絡まってくる粘っこいウッドベース、そして抑揚を効かせたドラム。三位一体となって織りなす音世界は、聞く者を別の次元へ誘います。

ピアニストであるキース・ジャレットはソロピアノでもたくさんアルバムを発表していますが、僕的にはピアノトリオでの演奏が一番好きですね。