Peter Ančerl 
ペーター・アンチェル (クプカ役)

1967年 南ボレロ地方で生まれる。
18歳で小劇団の衣装デザイナーとして働き始めるが、20歳の時に舞台『愛の兵糧攻め』で枢機卿を演じ、以降はまり役となり7年にわたり再演した。1967年にはアロッツィ演劇賞を受賞。
28歳でテレビシリーズ『だってなんだもんっ!』でシングルファーザーを演じ人気を得る。
2002年に映画『耳のいい人と脚の早い人と気が永い人と力の強い人』で主演を努め、2004年にはヒット作『黄金のガチョウ』に出演したが、そのあとは活躍の場を舞台に移していた。
本作で9年振りの映画出演となり、フクデミー賞最優秀主演男優賞に初ノミネートで見事受賞した。

●ペーター・アンチェル インタビュー

 



Albína Dessauer
アルビーナ・デッサウワー (アデラ役)

1934年 ブルーノで5人兄弟の長女として生まれる。
22歳のときに映画監督ペトル・ヤクルと結婚するが翌年離婚し、ロンドンの映画学校に入学し女優を目指す。
アルバイトをしていた喫茶店での軽妙なトークが話題となり、テレビタレントとしてデビュー。コント番組『悪女と動物』が高視聴率を記録する。テレビシリーズ『だってなんだもんっ!』にも出演。
長らくテレビで活動していたが、1998年64歳のときにフランス映画『髭もない猫に出演。これがカルトムービー的な人気を博し、以降『世界を股にかける祖母』『泥棒と塩』『アリスの何か』などで印象を残している。
ペーター・アンチェルとは『だってなんだもんっ!』以来2度目の共演となる。

アルビーナ・デッサウワー インタビュー

 

 


Lea De Mae
リア・デ・メイ (リア・デ・メイ役)

1986年 トルトノフの郊外で生まれる。
学生時代は水泳の飛び込みの選手として活躍。
2006年からキャバレーで働くようになり、そこで本作の映画監督ヤロスラフ・イェジェク と出逢う。
演技経験がまったくなかったものの女優としての素質を見抜いたヤロスラフ監督の演技指導により、妖艶でコミカルなイヴォンヌ役を演じきった。この演技によりフクデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した。受賞スピーチの「いまが人生のピークだなんてまっったく思わないわ」というセリフは流行語にもなり、なまいきな態度をとることを「リアデメイする」と言われるようになった。
次回作は、ジョージア・クルーニーとの共演で峰不二子役を演じる『LUPIN the Third in L.A.』である。

リア・デ・メイインタビュー

 

 


Hans Molisch
ハンス・モーリッシュ (カレル役)

1983年 フリンスコで生まれる。
17歳のときに『イケメン・フィーバー!〜毎日がLOVE CHANCE〜』で主要登場人物の1人として出演し人気に火がつく。しばらくは青春スターとして『初★体★験』『2時間後に彼女からプロポーズされる方法』などに主演するが、こういう感じになんとなく嫌気がさしてインディーズの実験的な映画への出演が多くなる。
自身が監督・主演を務めた自主制作ホラー映画『全身麻酔の鹿』が興行ランキング5週連続トップ10入りするヒットとなり、以降監督作品が続いている。
友人のヤロスラフ監督からの出演オファーを受けて9年振りの映画出演となった。

ハンス・モーリッシュインタビュー

 

 


Eva Herzigová
エヴァ・ハーツィゴヴァ (テレサ役)

2002年 世界遺産の歴史的集落ロヴォシツェで生まれる。
母は女優のリダ・ハーツィゴヴァ。
3歳の時にマンションのCMに出演しショウビズ界にデビュー。5歳のときにジェイ・ラッドと共演した『クレイジー・ピラニア 〜人喰い魚の恐怖〜』でショッキングなシーンを演じ話題となる。2009年には名匠テリー・ロッシオ監督の『サラッサラのカレー、グスタフ・フレーリッヒと共演した『パッと見、池くらいの湖』と大作映画に立て続けに出演し、国民的子役となる。
10歳にして今作で映画出演は5本目になり、子役の枠を越えた活躍が期待されている。
次回作は人気アニメの実写版の『ふしあわせ』が待機中。

エヴァ・ハーツィゴヴァインタビュー

 

 


Franz Werfel
フランツ・ヴェルフェル (ヤミロール役)

1984年 ドーナの工業地帯で三人兄弟の末っ子として生まれる。
6歳で出演したテレビシリーズ『永遠の迷い子』で神童を演じてキャリアをスタートさせる。
子役として映画『数えきれないほどのウニ』など数多くの作品に出演したが、2002年から2010年までは海外留学や一般企業へ就職するなどして俳優業は休業状態であった。
2011年に復帰作『哀しみの運動』でボディービルダーを演じるためにトレーニングで20キロの筋肉を増やす肉体改造をした。
興行的には今世紀最大の失敗を記録したが、この作品を見たヤロスラフ監督がヤミロール役にキャスティングした。
兄は『ファイナル・クッキング3〜知られざる秘伝の隠し味〜』で有名なトマーシュ・J・ヴェルフェル。

フランツ・ヴェルフェル インタビュー

 

 


PENGUIN
ペンギン (パヴェル役)

2007年 ブルノ国立動物園で生まれる。
2009年にシェイクスピアの戯曲『オセロ』で映画に初出演する。かわいらしいルックスと動作で人気となり、CMなどに出演するようになる。
映画「PECHI 約束のペンギン』では死んだ飼い主の帰りを待ち続けるペンギンを好演。その年の助演賞を総なめにした。
今作では原作にはない役柄だったが、「PECHI 約束のペンギン』での演技を見たヤロスラフ監督がペンギン役を新たに作り、彼の出演が決まった。
次回作は『南極VS北極 両方寒い』が待機中。

 


Eliška
エリシュカ (役所の女性役)

1977年 アダームソン市街で生まれる。
本名はエリシュ・ボレスラフ・イレーク ・アードラー 。
父親は映画『グイッグイ来る担任』の校長役で有名な俳優ロドネ・アードラーである。
女優を志してはいなかったが、マフィーッシュ国立大学在学中に出演した映画『引く手あまたのモロッコ人』でエジプト生まれのギリシャ人と結婚したボリビア人似のサモア人役を好演。8ヶ国語を流暢に話せることから世界各国で名バイプレーヤーとして活躍している。
脚本家としても活動しており、初脚本の『中指が短い男女』は本国でヒットし、シリーズ6作まで制作された。
現在は『足腰の強い姪』を執筆中。

 


Danuška Dvořák
ダヌシュカ・ドヴォルザーク(イザベラ役)

1968年 スラブ旧市街で生まれる。
祖父の代からの俳優一族に生まれ育つ。スラブ芸術アカデミーで演技を学ぶ。1988年『知らないメーカーの靴買ってこないで』の娼婦役でデビュー。10年ほど下積みを続け、2001年のテレビ映画『昼食ってるときに夜何食べたいか聞かないで』でスパイ役を演じ注目される。2012年に交通事故で両足を骨折し、ちょうどいい役があるということで『クプカさんのちいさな潜水艦』の出演が決まった。現在では両足とも完治し、撮影中の『オリンピックで服買わないで』では女性宇宙飛行士を演じている。

 

 


Jaroslav Ježek
ヤロスラフ・イェジェク (映画監督・脚本家)

1982年 ヴェリフ地方で生まれる。
アロイスン映画学校在学中に友人と制作した映画『人生初の回し蹴り』がゼッサウ賞の短編映画賞に輝いた。その後、CMやPVなどの制作会社に勤務するが、2008年に退社し『番狂わせガールズ』を発表すると、単館上映からスタートし口コミで最終的には80館以上で公開されるヒットとなった。
今作『クプカさんのちいさな潜水艦』は大掛かりな海洋ロケを必要とし多額の制作費のかかる大作であり、映画制作会社は実績の少ない彼に監督を任せることに渋ったが、主演のペーター・アンチェルが「メルヘンとリアルを融合させて現代性の高い群像劇に仕上げられるのはヤロっちゃんしかない」と彼を推し、ヤロスラフ・イェジェクがメガホンをとることとなった。

ヤロスラフ・イェジェク インタビュー

 

 


Libor Kubelík
リボール・クーベリック (作曲家)

1978年 ロケトで生まれる。
1994年 ホスティヴィツェのギムナジムで吹奏楽部に入部し、ホルンを担当する。その後、オルジェフ大学卒業までの10年間ホルンを吹き続ける。卒業後は、デザイン会社でグラフィックデザイナーとして働き、2004年に独立。フリーのイラストレーターとして活動し始める。
ひょんなところから2009年に映像作品『ヒャク・ジューノー』の音楽を担当することになるが、これがとくに話題にもならずなにもないまま数年過ぎる。しかし、これをYoutubeで観ていたヤロスラフ監督が『クプカさんのちいさな潜水艦』の映画音楽制作を依頼する。
本格的な映画音楽は今回が初めて。


リボール・クーベリック インタビュー

 

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